JICA海外協力隊の世界日記

今日も Jamm Lekk !

# 3「マラソン大会」

こんにちは。篠宮です。

僕は今、セネガルの首都ダカールで、障害児・者支援の隊員として活動をしています。

今回は、タイトルにもあるように、11月19日(日)に「マラソン大会」に参加してきたので、そのことについて紹介したいと思います。

CA9782DE-7392-41C2-A1DA-90C6340AF147_1_105_c.jpeg

今から、1ヶ月ほど前、近所のスーパーに寄った際に、マラソン大会の宣伝をする幟が立ち並んでいるのを発見しました。

家に戻ってから、改めてHPを確認しました。

以下、マラソン大会のHPになりますので、ご参照してみてください。

https://marathondakar.eiffage.com/

話は変わって、僕は小学校から大学の途中までサッカーをしていました。短距離走は苦手ですが、長距離走は得意な部類でした。ただ、校内のマラソン大会に出たことはあるものの、一般参加として、マラソン大会に出場したことはありませんでしたし、校内のマラソン大会の最長距離も10kmでした。

また、社会人になってからも、趣味で弓道やダイビングをやってはいたものの、マラソンに活きそうな継続的な運動はしてませんでした。

それもあって、出場コースを無難に10kmか、チャレンジしてハーフマラソンか。で迷いましたが、ハーフマラソンを選択しました。

申し込みをしてから、本番までの約1ヶ月。

ランニングシューズも買ってないし、ちゃんとした練習もしてませんでした。すみません。

そして、本番1週間前、風邪をひきました。鼻水とそれに伴う喉の痛みと頭痛と微熱。

薬を飲めば、活動には行けていたので、大丈夫です。

ただ、言い訳にはピッタシですよね。すみません。

大会本部から、シャツとゼッケンを前日までに、取りに来るようにとメッセージやメールが届き、「とりあえず、記念にもなるし取りにいこう」と思い、前日の土曜日に取りに行きました。

348DB50E-89CE-4208-B34F-887C91E31345_1_105_c.jpeg

改めて、シャツや自分の名前の入ったゼッケンをもらうと嬉しいですよね。また、会場ではオープニングセッションをやっていて、熱気も最高潮でした。気づけば、帰りにランニングシューズを買っていました。笑

体調は万全ではないものの、治ってきていたので、とにかく「完走すること」を目標に当日を迎えました。

迎えた当日。会場まで向かう道中で、知り合ったセネガル人と写真を撮りました。(上記の写真の方です)

彼はJICAのこともご存知で、知り合いにJICAで働いている人がいるとおっしゃっていました。

また、「どのコースに出るの?」と尋ねると「ハーフマラソンだ」と教えてもらったので、一緒にスタート地点まで行きました。ちなみに彼は前回も参加したそうです。

さらに、スタート地点に行くと、職場の同僚(下の写真です)もおり、嬉しかったです。

0C4F1758-19A9-47F2-BA20-DFB1B41FAAAD_1_105_c.jpeg

彼は、見て分かるように、服装からガチで、実際めっちゃ速かったです。後日聞いたら、順位は5番だったそうです。

スタート時間が迫るにつれて、どんどん熱気が増していき、気分もノってきました。入念に準備運動をして、号砲とともに、スタートしました。

久しぶりに、ちゃんと走ったというか運動しましたね。笑

身体的にはめっちゃしんどかったです。

それでも気持ちはすごく楽しかったです。「COUREZ DAKAR !」【ダカールを走ろう!】という言葉にもあるように、コースもダカール内を回っていきます。

景色はもちろんですが、沿道にいるたくさんの人たち、給水所でお水や砂糖やナッツ類などを手渡してくれる人たち、ジャンベ等の演奏をしたり、踊って盛り上げてくれる人たち、そして、お互いに声をかけ合うたくさんのランナーたち。

途中、何度も足を止めて、歩きました。下を向くこともたくさんあったけど、なんとか前に進みました。
たくさんの人に抜かされて、ゴールするのに2時間半以上かかりました。それでもゴールできて、目標でもあった「完走すること」もできました。
そして、最後にはメダルも貰えて嬉しかったです。

14027465-DDAE-4C75-BC48-CA3C26F385C5_1_105_c.jpeg

F642ACAF-B0CE-46C7-A18E-C95FE85DB4DD_1_105_c.jpeg

ゴールしてから、フラフラしながら歩いていたら、スタート前に出会った彼が待っていてくれて、「帰るぞ!」って言ってくれました。
そして、家の近くまで車で送ってくれました。
今度、アタヤとチェブジェンを食べる約束もして、彼の家族にもお会いする予定です。

僕はセネガルに来てからも、たくさんの人に支えてもらって、助けてもらっています。僕は「周りの人たちに恵まれているな」と改めて実感する日々です。
「協力隊」として、僕が何か「協力する」ことよりも、「協力してもらう」「助けてもらう」ことの方が多い日々です。
これからも周りの人たちに支えてもらい、たくさん助けてもらいながら、僕も誰かの力になっていけたらと思います。

次回は2年後に開催されるそうです。
毎年やると思っていましたが、今年を逃していたら、「来年は参加できなかった」と思うと、準備不足や「参加を見送ろうかな」という気持ちもあったけど、今回参加することができて良かったです。

745384CC-F2F2-428D-82A3-3BD785750DAC_1_105_c.jpeg

それではまたお会いしましょう。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ