2023/11/28 Tue
イベント
# 3「マラソン大会」
こんにちは。篠宮です。
僕は今、セネガルの首都ダカールで、障害児・者支援の隊員として活動をしています。
今回は、タイトルにもあるように、11月19日(日)に「マラソン大会」に参加してきたので、そのことについて紹介したいと思います。
今から、1ヶ月ほど前、近所のスーパーに寄った際に、マラソン大会の宣伝をする幟が立ち並んでいるのを発見しました。
家に戻ってから、改めてHPを確認しました。
以下、マラソン大会のHPになりますので、ご参照してみてください。
https://marathondakar.eiffage.com/
話は変わって、僕は小学校から大学の途中までサッカーをしていました。短距離走は苦手ですが、長距離走は得意な部類でした。ただ、校内のマラソン大会に出たことはあるものの、一般参加として、マラソン大会に出場したことはありませんでしたし、校内のマラソン大会の最長距離も10kmでした。
また、社会人になってからも、趣味で弓道やダイビングをやってはいたものの、マラソンに活きそうな継続的な運動はしてませんでした。
それもあって、出場コースを無難に10kmか、チャレンジしてハーフマラソンか。で迷いましたが、ハーフマラソンを選択しました。
申し込みをしてから、本番までの約1ヶ月。
ランニングシューズも買ってないし、ちゃんとした練習もしてませんでした。すみません。
そして、本番1週間前、風邪をひきました。鼻水とそれに伴う喉の痛みと頭痛と微熱。
薬を飲めば、活動には行けていたので、大丈夫です。
ただ、言い訳にはピッタシですよね。すみません。
大会本部から、シャツとゼッケンを前日までに、取りに来るようにとメッセージやメールが届き、「とりあえず、記念にもなるし取りにいこう」と思い、前日の土曜日に取りに行きました。
改めて、シャツや自分の名前の入ったゼッケンをもらうと嬉しいですよね。また、会場ではオープニングセッションをやっていて、熱気も最高潮でした。気づけば、帰りにランニングシューズを買っていました。笑
体調は万全ではないものの、治ってきていたので、とにかく「完走すること」を目標に当日を迎えました。
迎えた当日。会場まで向かう道中で、知り合ったセネガル人と写真を撮りました。(上記の写真の方です)
彼はJICAのこともご存知で、知り合いにJICAで働いている人がいるとおっしゃっていました。
また、「どのコースに出るの?」と尋ねると「ハーフマラソンだ」と教えてもらったので、一緒にスタート地点まで行きました。ちなみに彼は前回も参加したそうです。
さらに、スタート地点に行くと、職場の同僚(下の写真です)もおり、嬉しかったです。
彼は、見て分かるように、服装からガチで、実際めっちゃ速かったです。後日聞いたら、順位は5番だったそうです。
スタート時間が迫るにつれて、どんどん熱気が増していき、気分もノってきました。入念に準備運動をして、号砲とともに、スタートしました。
久しぶりに、ちゃんと走ったというか運動しましたね。笑
身体的にはめっちゃしんどかったです。
それでも気持ちはすごく楽しかったです。「COUREZ DAKAR !」【ダカールを走ろう!】という言葉にもあるように、コースもダカール内を回っていきます。
景色はもちろんですが、沿道にいるたくさんの人たち、給水所でお水や砂糖やナッツ類などを手渡してくれる人たち、ジャンベ等の演奏をしたり、踊って盛り上げてくれる人たち、そして、お互いに声をかけ合うたくさんのランナーたち。
途中、何度も足を止めて、歩きました。下を向くこともたくさんあったけど、なんとか前に進みました。
たくさんの人に抜かされて、ゴールするのに2時間半以上かかりました。それでもゴールできて、目標でもあった「完走すること」もできました。
そして、最後にはメダルも貰えて嬉しかったです。
ゴールしてから、フラフラしながら歩いていたら、スタート前に出会った彼が待っていてくれて、「帰るぞ!」って言ってくれました。
そして、家の近くまで車で送ってくれました。
今度、アタヤとチェブジェンを食べる約束もして、彼の家族にもお会いする予定です。
僕はセネガルに来てからも、たくさんの人に支えてもらって、助けてもらっています。僕は「周りの人たちに恵まれているな」と改めて実感する日々です。
「協力隊」として、僕が何か「協力する」ことよりも、「協力してもらう」「助けてもらう」ことの方が多い日々です。
これからも周りの人たちに支えてもらい、たくさん助けてもらいながら、僕も誰かの力になっていけたらと思います。
次回は2年後に開催されるそうです。
毎年やると思っていましたが、今年を逃していたら、「来年は参加できなかった」と思うと、準備不足や「参加を見送ろうかな」という気持ちもあったけど、今回参加することができて良かったです。
それではまたお会いしましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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