JICA海外協力隊の世界日記

今日も Jamm Lekk !

# 8 アフリカネーションズカップとアジアカップ

こんにちは。篠宮です。

僕は今、セネガルの首都ダカールで、障害児・者支援の隊員として活動をしています。

突然ですが、皆さん、サッカーはお好きですか?

現在、サッカー日本代表カタールで開催中のアジアカップ(アジア1位を決める大会)に参加しています。

日本代表は先日の決勝トーナメント1回戦でバーレーン代表と対戦し、3−1で勝利し、ベスト8へ駒を進めましたね。

僕が今生活している、セネガルは、サッカーにおいて日本と縁のある国でもあります。

2002年の日韓ワールドカップで、セネガルはワールドカップに初出場し、前回大会(1998年)優勝のフランスを、開幕戦で下して、初出場ながら、ベスト8まで勝ち進みました。
2018年のロシアワールドカップでは、グループリーグで日本と対戦し、2−2の引き分けでした。
そして、最終的には当時話題にもなったイエローカードの差(フェアプレーポイント)で、日本が決勝トーナメントに駒を進める結果となりました。

そんなサッカーのセネガル代表が、コートジボワールで開催中のアフリカネーションカップ(アフリカ1位を決める大会)に参加していました。

街中やスーパーでは、セネガル代表のユニフォームなどのグッズがたくさん売られており、国全体として盛り上がっているのを日々、感じていました。配属先でも、同僚たちは「〇〇が勝った」、「〇〇が決めた」などで盛り上がっていました。

セネガルは前回大会の優勝国でもあり、今回の大会でも優勝候補に挙げられていました。

予選リーグも3戦全勝で、1位通過で決勝トーナメントに進出していました。

運命の決勝トーナメント1回戦では、開催国であるコートジボワールと対戦しました。
その日の配属先では、いつも以上にセネガル代表のユニフォームを着ている子が多かったり、セネガル国旗のリストバンドや髪留めをしている子が何人かいました。
また、子どもたちが帰る前に先生が子どもたちに、「今日は何対何で勝つと思う?」と子どもたちに質問をしていて、子どもたちも「2−0」「1−0」「5−0」などと予想したりと大盛り上がりでした。
普段から、体育の授業がある日は、セネガル代表のユニフォームもですが、色んな海外クラブのチームのユニフォームを着る子、スパイクとキーパーグローブを着用している子もいたりと、とても面白いです。

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その試合は、近所に住むセネガル人たちに誘ってもらって、カフェトゥーバと呼ばれる甘いコーヒーを飲みながら、一緒に試合観戦をしました。
(上の写真、左上の小さなテレビです)

結果は、開始早々にセネガルが先制するも、後半に同点に追いつかれて、延長戦に突入しました。
その後は両者譲らず、1−1のままPK戦の末、4−5で負けてしまいました。
まさか負けるとは思わず、ビミョーな雰囲気になってしまい気まずかったですが、自分の国以外も同じように応援できて、負けて悔しいと思える国ができたのはよかったなと思います。

次回のアフリカネーションズカップは2年後の予定なので、次は日本?から、セネガルを応援したいと思います。

それではまたお会いしましょう。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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