JICA海外協力隊の世界日記

今日も Jamm Lekk !

# 15 世界で一番多い名前?

こんにちは。篠宮です。

僕は今、セネガルの首都ダカールで、障害児・者支援の隊員として活動をしています。

最近、セネガルに新隊員さんたち(2023年度4次隊)がやってきました。僕自身が2022年度4次隊なので、自分の隊次の一年あとになります。

そして、セネガルのJOCVも31名となりました。年齢や経験、セネガル歴では、僕よりもまだまだたくさんの先輩隊員さんたちがいますが、自分も少しは先輩になったんだなと実感しています。

また最近は、訓練所で出会った2022年度4次隊の同期である数人の仲間たちとオンラインで話をする機会がありました。
お互いに、赴任して1年が過ぎ、いろんな葛藤や想いを共有しました。その中で残りの任期を全うする人も任期を短縮して帰国を選ぶ人もいることを知りました。

訓練所で出会った横の繋がり(2022年度4次隊)と、セネガルで出会った縦の繋がり(セネガルJOCV)

どちらも協力隊に参加し、セネガルに来たおかげで、得ることのできたものです。
この縁に感謝して、これからもこの繋がりを大事にしていきたいと思います。

と言うことで、今日の本題に移ります。

これを読んでくれている皆さんは「世界で一番多い名前」と聞いて、ピンとくる名前はありますでしょうか?

僕も知らなかったのですが、世界で一番多い名前は「ムハンマド」さん、だそうです。
「モハメド」さんなど言語によって読み方や発音、綴りなどが変わることもあります。
イスラム教における預言者である「ムハンマド」さんにあやかってつけられた男の子の名前に変わりはないため、全てを合算すると世界で一番多い名前になるそうです。
ネット検索して出てきた情報だけを記していますので、確かな根拠はありませんので、ご承知おきください。

じゃあ実際に「ムハンマド」(モハメド)さんは多いのかということで、僕の配属先の子どもたちの名前を例に紹介していければと思います。

図2.jpg

図3.jpg

図4.jpg

上記の写真は、配属先の子どもたちの名簿の一部です。
「Mohamed」「Mouhamed」「Mouhamadou」とどれも、綴りは違いますが、僕の配属先では、だいたいみんな「モハメド」と呼ばれていますし、僕自身も「モハメド」と呼んでいます。
男子全員、名前に「モハメド」がついているクラスもあります。
なので、実際に生活をしていても「ムハンマド」(モハメド)さんは多いように感じます。

イスラム教徒が多く住むセネガルでは、「ムハンマド」(モハメド)さんをはじめ、イスラム教に由来する名前が男女問わずあります。
また、セネガルにはキリスト教徒の方たちもたくさん住んでいます。こちらも同様に、キリスト教に由来する名前が男女問わずあります。
その人の名前だけで、その人のルーツが分かるのはおもしろいなと、生活をしていて思います。

最後に、配属先の名簿繋がりで、僕の配属先における出勤簿(名簿)を紹介します。

図1.jpg

少し、見づらいですが、「16 Hayato SHINIMIA」とあるのが、僕の名前です。笑

配属先で活動を始めて、最初の数ヶ月は、自分の名前が名簿になく、枠外に追加して書いていましたが、ある時を境に、「Hayato SHINIMIA」が名簿に追加されていました。

綴りのミスは置いておいて、自分が配属先の一員になれた気がして嬉しかったのを覚えています。

ということで、今回は「名前」にまつわる話でした。

長くなりましたが、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

それではまたお会いしましょう。

DDCCDB7F-9B06-43C2-8144-61454FA4549A_1_105_c.jpeg

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ