JICA海外協力隊の世界日記

みーきー、ガボンに住むってよ。

エイズデー-Part1-

Bonjour! Bonsoir!

Comment ça va?

みきです^^

みなさん、突然ですが12月1日が何の日かご存知ですか?

この日はWHOにより定められた「世界エイズデー」です。エイズの予防や陽性者に対する差別・偏見をなくすことを目的としており、各地でエイズの啓発が行われます。

私の配属先はエイズ外来診療センターなので、もちろんイベントがあります。

12月1日だけでなく、12月中はセンター以外で啓発活動と無料簡易検査を実施することになっています。

ガボンでは治療専門と啓発専門で組織が分かれており、私の配属先CTAは治療専門です。

でも、この日はみんなが協力して啓発活動を実施します。

12月2日にはガボンの国営水道会社にて実施しました。

メインの対象者はは会社の人たちですが、地域の人たちももちろん参加が可能です♪

私は啓発をするわけではなく、簡易検査の受付を行ってました。

上の写真の手前が受付、その隣で指先に針をさして検査キットに血液をつけます。

そして、その隣で検査技師が結果を記入して写真に写ってるカーテンの奥にいる臨床心理士へ結果を渡します。

心理士はプライバシーを守りながらカーテンの中で結果を1人1人に渡し、治療が必要な人にはCTAでの治療の流れなどを話します。

ちなみに、検査を受ける際は名前ではなく番号で呼ばれます。

そして、他のスペースでは会社や地域の方々を対象とする啓発活動が行われています。

医師がエイズやその他の性感染症の話をしたり、陽性者の方が実体験を話します。

この啓発では感染している方の症状が写真でていたので、参加者からは悲鳴が聞こえてました。

でも、こうやって実際にみたり、陽性者の方を身近に感じることは差別や偏見を減らし、地域の人々で陽性者をサポートできるような環境にするためには必要だと感じました。

今回は同僚たちと初めて院外で活動を行ったので、次回のイベントに活かせるような課題も見つけられたので良い勉強になりました。

今月はまだ院外での活動が残っているので、またその様子も紹介します♪

では、また! Au revoir^^/

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