JICA海外協力隊の世界日記

エジプト地中海ぐらし

エジプト日本科学技術大学に行ってきた!

みなさんこんにちは!

先日、エジプト日本科学技術大学で行われたオープンキャンパスに行ってきました!

今回はその様子をお伝えします。

エジプト日本科学技術大学(E-JUST)とはエジプトと日本の二国間協定により2010年に設立された大学です。

エジプトのアレキサンドリア県ニューボルグエルアラブという場所にあります。

大学のサイトによると、学生数は学部1676人、大学院353人いるそうです。(2022年5月)

(E-JUSTウェブサイト参考)

オープンキャンパスには延べ2000人以上の高校生や保護者が来場しました。

上の写真はメインキャンパスの中央にある図書館です。

構内は新しく、とてもきれいです。これからもどんどん学生が増える予定だそうです。

このE-JUSTにはJICAの技術協力専門家チームのほかに、JICA海外協力隊が一名派遣されています。

職種は青少年活動で、学内のサークルや部活動などの学生団体を対象に、より良い活動ができるよう支援を行っています。

今回のオープンキャンパスはE-JUST配属隊員が誘ってくれて、参加することができました。

私は、日本文化を紹介するブースのお手伝いをすることになりました。

上の写真は、私と同様お手伝いにきた日本人留学生の方が書いたものです。

とても上手で驚きました。

私は、けん玉コーナーと折り紙コーナーを担当しました。

E-JUST配属の隊員は、120人ほどが入る小ホールで日本の地理や食べ物、季節や鉄道のことを紹介していました。

特に、エジプトの鉄道と日本の鉄道を比較して、わかりやすく説明していました。

隊員が

「日本の鉄道は3分遅延すると駅員は乗客に謝りますが、エジプトの電車が3時間遅れたときは誰か謝りますか・・・?」と聞くと、会場は大笑いに包まれました。

また、プレゼン中に隊員が何か問いかけるとすぐに会場から返答があります。

エジプトの人々はノリが良くて、見学していた私も楽しくなりました。

一日を通して多くの人が日本文化紹介ブースに来てくれたのですが、その人の多さに驚きました。

そして、多くのエジプトの人々が日本文化に興味を持ってくれたことに感動しました。

E-JUSTに興味を持ってくれているということは、日本教育にも興味をもってくれているということなのだと思い、嬉しくなりました。

また、エジプトに日本教育を伝える身として、身の引き締まる思いでした。

機会があればみなさんもぜひ、E-JUST(エジプト日本科学技術大学)に来てみてください!

それでは、また!

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