ミクロネシア日記「ことこと」 (鈴木隊員は帰国しました。)

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鈴木 あゆみ
山形県

タイプ/職種
青年海外協力隊
小学校教育
派遣国
大洋州
ミクロネシア ポンペイ州ネッチ
一言メッセージ
「コト」は、ポンペイ語で「来て!」という意味。現地の人と一緒になって、ことことじっくりと、活動していきます。

 

明けない夜もある?

2017.01.18

文化

ポンペイで、一年で一番華やかな時期はいつ?と聞かれると、多分ほとんどの人が「12月!」と答えると思います。なぜなら、クリスマスがあるからです。街中がイルミネーションで装飾されたり、銀行のクリスマスローンが始まったりと、とにかく大人も子どももみんなが楽しみにしているイベントです。

リアルタイムでお伝えできなかったのが残念ですが、ほんの少しポンペイのクリスマスを味わってみてください。

ネッチ小学校では、学期末の日、クラスごとに、クリスマス会を行います。プレゼント交換をしたり、ケーキを食べたり、ダンスや歌を披露したり。

こちら、1年生のエルウィー先生のクラスでは、ちょうどプレゼント渡しをしていました。ポンペイ語の歌に合わせて、体をくねくねと動かし、踊りながら先生のところにプレゼントを取りにいきます。振りつけのきまりは特になく、とにかく音楽に合わせて即興で踊れるのが、ポンペイ人。いつも見ていてすごいなぁと思います。大人顔負けのダンスを踊る子や、ちょっぴり恥ずかしそうに踊る子、いろいろな子がいました。けれど、子どもたちも先生も、周りで見ているお家の人も、みんな笑顔。みんなで笑うと、楽しさが倍増します。

学校だけでなく、ファミリーでもお祝いをします。ツリーの下には、プレゼントと一緒に……豚の丸焼きが。今まで見た中で一番大きい豚でした。もちろん、サカオも欠かせません。

いかがだったでしょうか、真夏のクリスマス。ちなみに、その後迎えた真夏のお正月では、ドラム缶をガンガンたたきながら「ハッピーニューイヤー!」と叫ぶポンペイの若者の姿や、カラオケ、ダンスパーティー、サカオパーティーで盛り上がるファミリーの姿が街のあちこちで見られました。もうすぐ還暦を迎えるホストマザーによると、ドラム缶をたたいて練り歩くのは、最近の文化だそうです。「最近の若者は、騒がしいったらありゃしない!」とちょっとホストマザーは嘆いていました。何はともあれ、日本のお正月は、対照的に、落ち着いて、ゆったり過ごしますね。なぜか今になっても年が明けた気がしないのは、ドラム缶ではなく除夜の鐘の音を聞いていないからかなぁ?