JICA海外協力隊の世界日記

ラオスで協力隊暮らし

後期スタート!

サバイディ(こんにちは)!

私の配属先・教員養成学校(通称:TTC=Teacher Training College)は後期がはじまりました。

エコヘルス教育(エコヘルス教育の紹介についてはこちら)の授業もスタート!

のはずが...会議やら研修やらで初回授業が2週間も遅れてしまいました。

先生も学生もそんなことは全く気にせず、何事もなかったかのよう。笑

気を取り直して、2/21にエコヘルス教育の第1章『エコヘルスの概念・重要性』の授業をしました。この章では、ラオス北部のバナナ農園の例を用いてエコヘルスの基本的な考え方を理解してもらうことが目的です。日本の公害についても紹介し、社会発展・生態系・健康は切り離せないということを伝えました。

同僚の授業を見ていると、勉強になることがたくさんあります。

先生自身がとても楽しそうに授業をしていたり、学生の発言を大切にしてうまくまとめていたり。

言葉が全てわからなくても、そのやりとりに引き込まれてしまいました。

実は、授業を見るまでは、にこにこしていてふわふわしていて優しすぎて奥さんに頭があがらなくて、10歳以上年上だけどこの人ちゃんと授業できるのか?とかなり不安だったのです。びっくり!笑

授業後は、エコヘルスチームで反省会。

「発問をこう言い換えたほうがわかりやすい」

「教材が見づらいから文字を大きくしたほうがいい」

「時間を意識して授業をしたほうがいい」

同僚からいろいろな意見が出て、とても意味のある時間を過ごせました。

授業そのものよりも、そのあとの話し合いのほうが大切だなあ、と私は思います。授業をやって終わりじゃなくて、「どうしたらもっとわかりやすい授業になるか?」を考えることで、エコヘルスの理解が深まり授業スキルも上がっていくと思っています。

後期は6月まで。私の任期も6月まで。

残り4か月、駆け抜けていきたいと思います!


こーぷちゃい(ありがとうございました)!


写真①:エコヘルスの概念を説明。理解できていないと説明できない。同僚なりにエコヘルスを解釈してくれていてとても嬉しいです。

写真②:同僚と学生のやりとり。おもしろい意見が出たりします。

写真③:授業後の反省会。みんなで“エコヘルス教育”を作っています。

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