JICA海外協力隊の世界日記

ラオスで協力隊暮らし

タムタムタイム

サバイディ(こんにちは)!

私の任期も残り2か月。

帰国前は首都に上京し、関係省庁への表敬や最終報告会をします。なので任地ルアンパバーンを離れるまで、2か月を切ったことに...

日常すら愛おしい。

私の配属されている職員室では、タム・マークフン(パパイヤサラダ)をよく作ります。

なんとなくぼ~っとしてしまう午後、気分をすっきりさせるために辛くて酸っぱいタム・マークフンを食べます。

特に、暑いいまの時期は作る頻度が増えている気がします。

使う材料はこちら。

おおきなパパイヤ!熟していないパパイヤを使います。

唐辛子は“ねずみのうんち”と呼ばれるサイズは極小ですが辛味はピカイチのもの。普通の唐辛子よりも辛い。

ライム・ミニトマト・ニンニク・味の素(東南アジアではお馴染み)・塩・砂糖。

あとは、パーデークという魚を発酵させた汁(独特のくささ)。ナンプラーで代用可能ですが、パーデークを入れないと物足りない感じです。

「タム」とは『つぶす・たたく』という意味です。

私もタムタムしてみました。これが意外と難しいのです。唐辛子のつぶしが足りず、「もっと強く!」と同僚から指導が入りました。

各家庭によって、味付けは様々。

酸味が強い(ライム多め)、辛味が強い(唐辛子多め)、塩味が強い(塩・パーデーク多め)。味見を何回も繰り返しながら、満足のいく味に仕上げています。

辛くないと美味しくない。ヒーヒー言いながら食べる。

それがタム・マークフン。

そんなことを言っているラオス人ですが、たまに辛すぎ&食べすぎで「おなかが痛い~」と言ってる人も見かけます。笑


同僚が作ってくれるタム・マークフンを、あと何回食べられるのだろう?

もしかしたら、これが最後かも...と思いながら、ラオスの日常の一瞬一瞬を大切に過ごしています。

こーぷちゃい(ありがとうございました)!


写真①:同僚と私が作ったタム・マークフン。辛さ控えめと言いながら、“ねずみのうんち”は10個入り。

写真②:こんなに大きなパパイヤは日本で見たことがありません。

写真③:タムタム修行。ラオス料理を作れるようになって、はやくラオス人の旦那さんもらえ!と言われます。

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