JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

開発したシステムがリリースされました #2

皆さんこんにちは!

以前にも1度書いているのですが、活動の成果は目に見えるもの、見えないもの様々です。
活動職種や活動内容にも左右されます。

私はコンピュータ技術という職種で、活動内容はシステム開発を通してIT技術者の育成を行うことですので、その成果を明確に示すことはなかなか難しいのですが、システムやアプリケーションなどを開発した場合はその成果をはっきりと実感することができます。

昨年秋から公務員向け目標管理システムのリニューアル開発を担当してきましたが、そのシステムが今年2月上旬に無事リリースされました。
これは私の活動における目に見える成果物です。
以前、公務員採用システムを開発、リリースしているので、今回のものが2つ目の目に見える成果となります。

このシステムは非公開のシステムで守秘義務がありますのでシステムの内容を詳しく説明することはできませんが、もともと使われていたシステムが状況の変化により現状にそぐわなくなってきて、かつ、パフォーマンスの悪化など様々な問題を抱えていたため、今回最新の技術を用いてシステム全体を作り直すことになりました。
旧システムは古い技術を使用して作成されていて、かつ、設計書もありませんでした。それに加え、場渡り的な修正が繰り返された結果とても解析しづらいシステムになっていましたが、何とか解析を行い新システムへと作り替えることができました。

システムエンジニアにとって、作成したシステムやアプリケーションがリリースされ実際に使われ始める時はやはり特別です。
私も担当したシステムがリリースされるときは、今後そのシステムが多くの方に活用されることへの期待と、想定外の不具合などが発生しないだろうかという不安が入り乱れた、少しドキドキするような気持ちになります。

このシステムには追加要望がありますので、今後はその追加要望の開発を行っていく予定です。
また、作ったシステムが長期に渡って快適に使われるようにするため、しっかり維持運用作業を行えるように同僚たちの育成も行っていく予定です。

では、また次回!

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