JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

タクツァン僧院

皆さんこんにちは!

今回はタクツァン僧院を紹介します。

タクツァン僧院は英語名だとタイガーズ・ネスト(虎の住処)と呼ばれています。
この寺院は国際空港のあるパロの山の中にあり、ブータン国内では特に有名なお寺です。
観光スポットにもなっていてブータンの旅行パンフレットには必ずと言っていいほど取り上げられている場所です。
前回のブログでも少し触れましたが、タクツァン僧院は遥か山の上、断崖絶壁に建つ僧院で、たどり着くまでに悟りが開けそうな場所に建てられています。

当然車で行くことはできず、かなりの距離の山道を歩いて登っていかなくてはなりません。
パロがすでに標高2,000mを超えているのにそこからの山登り・・。
インターネットで検索して調べたところ、スタート地点の標高が約2,500m、僧院があるのは約3,000mらしいです。
また、一直線に登っていけるわけではなく、まず隣の山を僧院が見下ろせる高さまで登り、僧院の手前では崖に作られた長~い階段で僧院を見上げる位置まで一旦下り、もう一度階段を登ってようやく僧院にたどり着けます。

タクツァン僧院へは、私も一度同僚と一緒に行ったことがあります。
ある程度整備はされているもののなかなかに険しい山道を登ること約2時間、ようやくたどり着くことができました。

中には仏像などが安置されていて、ブータン人になりきって参拝してきました。
携帯電話を含め荷物の持ち込みが禁止されているので内部の写真はありませんが、日本の侘び寂を感じさせるお寺とはまた違った凄さ、すばらしさがあり、ブータンの文化を知り、ブータンの人々の仏教への接し方を感じることができました。

そして、各お堂で参拝ごとに聖水を頂いたので多少清らかな人間になれたのではと淡い期待とともに任地に戻ってきました。

ちなみに、タクツァン僧院の建物の右上に別の建物がくっ付いているように見えますが、同僚曰く、ここに行くには山を登ってぐるっと回っていかなければならないそうです。

では、また次回!

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