JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

こんな活動しています

皆さんこんにちは!

今回は私の活動内容を紹介します。

前回のブログでも紹介しましたが、私の活動先は王立人事院(RCSC)の情報システム管理部門(MISD)です。
ここではRCSCで使用される情報システムの開発や保守を行っています。
私はMISDの同僚たちとともにシステム開発を行っています。

私の活動目的はITスタッフ(MISDの同僚たち)のスキル向上支援です。具体的には、同僚たちと一緒にシステム開発を行いながら、同僚たちへの技術指導やスキル移転を行うというものです。

システム開発はプログラム言語などの技術そのものを習得することも大切ですが、その技術を実際の開発でいかに活用するかが重要となってきます。
技術自体は書籍やインターネットを使えば、ほとんどの場合すぐに調べることができます。ただ、調べた技術はそのままでは使えないことが多く、他の知識や経験を参考に自身でアレンジして使えるようにする必要があります。
分かりやすく言い換えると、システム開発やプログラミングはジグソーパズルのようなものです。
様々なピース(開発スキルや技術)を適切に組み合わせて1つの大きな絵(システムやプログラム)を作り上げる感じです。
ただ、たまにそのピース(開発スキルや技術)の形が合わなかったり似たようなものしか存在しなかったりするため、しっかり当てはまるように調整してあげる必要があります。この調整作業にはある程度の経験が必要で、実際に開発を行い実践の中で覚えていくのが一般的ではないかと思います。

私の活動もこれと同じで、同僚たちと一緒にシステム開発を行い、その開発を通して同僚たちに様々な経験を積んでもらい、開発スキルと知識を習得してもらおうというものです。

もう一つ、活動で使われている言語についてですが、ブータンの公用語はゾンカ語です。なので、同僚たちは通常ゾンカ語で会話しています。
ただし、英語もかなり使われていて、政府の公式発表などもゾンカ語と英語のそれぞれで実施されています。
私の同僚たちもゾンカ語と同じようなレベルで英語を話せるため、ゾンカ語の会話を聞いていると実は所々英語交じりのゾンカ語が使われていたりします。
そして私はゾンカ語がほとんど話せないため、活動は主に英語で実施しています。

写真は冬の職場周辺、ある日の活動風景と、活動先に向かう途中の一コマ。活動中は民族衣装のゴを着ています。
では、また次回!

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