JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

薬と安心

皆さんこんにちは!

2年以上もブータンで生活しているとずっと健康でいることは難しく、季節の変わり目などで体調を崩してしまうこともあります。
症状がひどければ病院に行って診察を受けるのですが、ちょっと調子が悪いかな?ぐらいの場合は手持ちの薬を服用して様子を見る場合もあります。
(ブータンの病院がいつも込み合っていて、待っている間に体調が悪くなりそうという心配があるため、あまり病院に行きたくないという気持ちもあります)

そんな時に役に立つのが、日本から持ってきた薬です。
私も頭痛薬や総合感冒薬など日本で使っていた薬を多めに持ってきています。
もちろん現地で薬を購入することもできますが、効能がよくわからなかったり効果が強すぎたりする場合も考えられるため、日本で使っていた薬があると安心できます。

私は毎年1~2回程度体調を崩してしまうことがあるのですが、昨年秋の季節の変わり目にも体調を崩してしまいました。
症状はそれほどひどくないもののなかなか良くならなかったので、日本から持ってきた薬を服用して様子を見ていました。
そしてこの時、ブータンに来てすでに2年以上経過していたこともあり、持ってきていた薬を使い切ってしまいました。
体調を崩して肉体的にも精神的にも弱っている状況で、ちょっとした絶望感を味わいました。
まだ任期は残っているため、この先また体調を崩したらどうしよう?現地の薬局で似たような薬を探すしかないのかな?などと考えながら、ふと「この薬多めに持ってきていたかも」と思い出し、仕舞い込まれていた荷物を確認してみることに。
ありました、予備の薬。すごい安心感です。
この時ほど出発前の自分に感謝したことはありません。

もし皆さんが協力隊に参加する場合は、現地で使いそうな薬は日本から多めに持参することをお勧めします。

では、また次回!

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