JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

ご飯は常に大盛りで

皆さんこんにちは!

前回の記事でご飯が主食でたくさん出てくると書きましたので、ご飯についてもう少し書いてみようと思います。

・ご飯は基本山盛りです
ブータン料理のお店などで食事をする場合や、同僚の家で食事をする場合などは、かなりの確率でご飯が山盛りで出てきます。
もしくは、自分で好きなだけよそえて、おかわりも自由というようなお店も多いです。
とにかくご飯はお腹いっぱい食べることができます。

ブータンの方は結構ご飯を食べるのですが、そんなブータンの方でさえたまに多いと思うことがあるようで、同僚が山盛りのご飯を見て少しあきれ顔でチャンガンカ・ヒルと言っているのを何度か聞きました。

※チャンガンカ・ヒルとは、私とその同僚が住んでいる地区にある大きな丘のことです。

・どのような種類のお米が食べられているの?
よく食べるのが、いわゆるタイ米と言われる、少し細長くパサパサした食感のお米と、赤米と呼ばれている赤っぽいお米です。
赤米は日本米を少し小粒にした感じで、タイ米よりも少しもっちりとした食感です。また、炊いた直後は日本米に近い食感です。
そして、日本米も売られています。

・シェアの文化と余ってしまったご飯の行方
ブータンでは料理をシェアする文化があり、昼食時には毎回同僚たちがお互いのお弁当のおかずを少しずつシェアしています。
そして山盛りのご飯などが食べきれそうにない場合は、他の人たちにシェアして食べてもらっています。

それでも余ってしまったご飯は犬や鳥たちに与えられることが多いようで、道を歩いていると道路の端で余ったご飯を食べている犬やハトを見かけることがあります。

IMG_2999.JPG

余談ですが、ブータンでは稲作も盛んに行われていて田園風景を見ることができます。
そのため、風景を見ているとたまに日本にいるような気分になります。

写真は上から順に、収穫期の田園風景、山盛りご飯、赤米と日本米の比較と、お米で作られた香ばしいあられのようなもの(これを甘~いミルクティーにたっぷりとトッピングします)。

では、また次回!

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