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皆さんこんにちは！

今回はブータンの伝統的な食材「シャカム」を紹介します。

ブータンでは野菜中心の食事が一般的ですが、肉料理もたまに食べられています。
そして肉料理には生肉と同じくらい干し肉がよく使われています。この干し肉がシャカムです。
シャカムは水で戻して煮込み料理にすることが多く、私がたまに食べるビーフ・シャプタもシャカムを煮込んで作られています。

干し肉なので煮込んでも若干硬めの食感ですが、噛むとビーフジャーキーのように深い味があり、辛めのブータン料理とも相性ばっちりです。
私の感覚ですが、ブータン料理には生肉を使った料理よりも干し肉を使った料理の方が多いように思います。
（なお、私が知る限りでは肉を生で食べることはありません。）

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首都ティンプーで一般に流通しているシャカムは牛肉から作られていますが、ヤク肉でも作られるそうです。
あと、肉ではありますが、肉屋さんで干し肉を売っているところはほとんど見かけません。
市場では乳製品などの酪農製品と一緒に売られていることが多いです。

そして、シャカムは各家庭で作られることもあるようで、道を歩いていると干されたシャカムを見かけることもあります。
チーフの家にお邪魔した時にも干し場がありました。

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写真は天日干しをしているシャカム。
配属先の簡易食堂のご主人が肉を干していたので写真を撮らせてもらいました。
この写真のシャカムはまだ完成ではなく、もう少し乾燥させて完成となります。

では、また次回！