JICA海外協力隊の世界日記

さあやのザンビアタイム

#37 おびただしい数のコウモリ

Muli bwanji!(ムリブワンジ!)

ザンビアからこんにちは!

今日は、日本のテレビにも取り上げられている世界最大規模の哺乳類の大移動、カサンカ国立公園のコウモリの大移動をみにいった様子をお届けします。

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ザンビアの首都から北にバスで9時間ほど行ったところに、ザンビアでは最も小さな国立公園であるカサンカ国立公園があります。乾燥地から湿地まで変化に富んだ自然の美しい公園で、多くの鳥類が生息することで知られています。その数、約350種。

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ザンビア最小の公園ともあって、公園内にロッジはたった2つ。今回泊まったロッジの目の前にも湿地帯が広がり、たくさんの種類の鳥やカバ、インパラなどが見えました。

普段はひっそりとしている雰囲気なのですが、毎年10月後半から12月後半までの2か月間限定ですごいことが起こり、それが世界的にも有名になっています。

それがブログの題名にもなっているコウモリの大移動です。

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今回宿泊したロッジにもこの2か月間限定のコウモリの大移動を見るアクティビティがあるので、それに参加しました。

夕方、サファリカーに乗り込み、公園内を進み、途中からはサファリカーが入れない場所を徒歩で進んでいきます。

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すると高台のようなものが現れ、そこにみんなで登り、コウモリが出てくるのを待ちます。

太陽が沈み切った瞬間、目の前の森から大量のコウモリが飛び立ちました!

おびただしい数のコウモリたちがサンセットの空を覆いつくします。毎年この時期にコンゴから、この地に実る果物を求めて大移動してくるフルーツオオコウモリの数はなんと約1000万匹。圧巻です。

コウモリは夜行性なので、明るい時間帯は森で休み、夜が来ると一斉に食事を取るために飛び立ち、夜じゅう飛び回ります。

キーキー鳴き声をあげながら飛び回る姿は少し不気味でもありました。

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このロッジでは、夕方のアクティビティに加え、明け方のアクティビティもあり、夜明けの空に飛ぶコウモリの大群も楽しむことができ、夕方とはまた違った雰囲気でとても幻想的でした。

みなさんもこの時期にザンビアに来たら、ぜひ訪れてみてください!

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