JICA海外協力隊の世界日記

さあやのザンビアタイム

#2 ザンビア人の大好物シマ

Muli bwanji!(ムリブワンジ!)

ザンビアからこんにちは!今日もザンビアは暑いです。

11月も下旬に差し掛かり、お店ではクリスマスの装飾も見られる中、日中は30℃越えの日も。クリスマスというと、寒いイメージですがさすが南半球、日本とは逆でとても変な感覚です。

今日はザンビア人の大好物!主食でもあるシマについて紹介します。

みなさんはアフリカの人たちはどんな食事をしているのかイメージつきますか?

ザンビアでは上の写真の白い塊、シマが主食で、シマと一緒に野菜や肉、魚などが付け合わせでついてきます。これをお箸やスプーンなどは使わずに手で食べます。

シマはメイズ(トウモロコシ)の粉をお湯で煮てから練って固形状にしたものです。見た目、触感はマッシュポテトのような感じですが、シマだけではこれといった味がしません。なので、濃く味付けされたおかずと一緒に食べることで、シマがよく進みます。(だいたいのおかずがもとからとてもしょっぱいのですが、それにさらに塩を追加して食べるザンビア人も多いです。日本人の薄味の味覚からしてみると目を疑います...。)

そしてなんといっても出来立てのシマはとても熱い!!!

ザンビア人は片手でシマを少量ちぎり取ってから、何回か手のひらの中で練って形をまとめてからおかずにつけて食べるのですが、これが日本人には難しい。熱いうえにうまくまとまらず、同期隊員と初めてシマを食べに行った時にはみんな大苦戦でした。

その後も何度もザンビア人と一緒にシマを食べる機会があるのですが、熱いのもへっちゃらなザンビア人の一方で私はいまだにうまく習得できず、

「同じ人間なのにザンビア人と日本人の手の構造は違うのか?」と言うといつも笑われます。

私も2年間でたくさんシマを食べて、ザンビア人に負けない強い手になりたいです笑

ザンビアに到着して同期との初めてのシマ。色々とまどいながらもみんなむさぼりました笑

ミルミル(シマの原料であるトウモロコシ粉)を購入し、シマ作りに挑戦!初めて作ったシマの写真。お湯を混ぜながら粉をいれ、沸騰させてひたすら木べらで練る!力と体力はいるけど、作り方はとてもシンプルで簡単にできました。

シマ6.jpg

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