2024/06/28 Fri
文化 生活
#21 初めてウサギを食べました
Muli bwanji!(ムリブワンジ!)
ザンビアからこんにちは!
いつもお昼には鶏をさばいて食べることが多いのですが(詳しくは「#6命に感謝」参照)今日はちょっと違います。ウサギをさばいて食べた話です。
ザンビアでは道端のマーケットで、カゴに入ったウサギが売られているのをよく目にします。私はてっきりペット用だと思っていました。
圃場作業員の家でもウサギを飼っていて、お邪魔する度に私はウサギたちとたわむれていました。でもある日、前回いたウサギがいないことに気づき、訳を聞きました。そしたら「食べたからさ」と。
それを聞いて衝撃でした。このウサギ食べるためだったのか...。そして彼はマーケットで売られているウサギも食用だと教えてくれました。
日本ではウサギはペットとして飼うのが一般的で、食用ではないことを彼に伝えるととても驚いていました。これもカルチャーショックです笑
ザンビアではウサギも貴重な食料になります。そこで、ここはザンビア、全ては経験と思い、ウサギを調理する一部始終を見せてもらいました。
まず、刃物で首を切るところは鶏と同じ。しかしそこからの工程が鶏とは全く違いました。鶏は簡単に手で羽をむしることが出来たのですが、ウサギは毛がふさふさしているので、火であぶることで細かい毛を取り除いていきます。
その後、切り分け、内臓を取っていきます。鶏は内臓も食べられる部分が多かったのですが、ウサギの内臓は人間はほぼ食べられないらしく、犬の餌になりました。
切り分けた部位をよく洗い、水、トマト、ピーマン、玉ねぎ、油、カレーパウダーを入れてよく煮込みます。
完成したものがこちら。シマと一緒にいただきます。
臭みはそんなにないですが何とも言えぬ独特の味でした。そしてさすが、飛び回っているだけあり、筋肉質の噛み応えがある肉でした。
とても貴重な経験でした。
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