JICA海外協力隊の世界日記

さあやのザンビアタイム

#53 何回目か分からないお湯の工事

Muli bwanji!(ムリブワンジ!)

ザンビアからこんにちは!

今日は、何度目か分からない家のお湯の工事の様子です。

これまで、度々壊れる家のインフラ事情について(「#23 水が出る、電気がつく、お湯が出るはとても幸せなこと」参照)、家の壁を食い尽くしたシロアリについて(「#41 シロアリとの戦い」参照)たくさん紹介してきました。

直してもすぐ壊れ、直してもすぐ壊れ、ともはや恒例行事のようになっています笑

「今度こそは大丈夫かな」と思っても、気が付いたらまたお湯が出なくなっていたり、水が天井や壁から漏れていたり…。

インフラのありがたさを実感する日々です。

何回も修理をお願いするのにも、大家に連絡して、修理業者に連絡してとけっこうエネルギーを使い、疲れます。

だからお湯が出なくなった時も「またか。。。」と思いながら、夏だったこともあり、とりあえずしばらくは冷たい水で我慢することにしました。

ですが、今ザンビアは冬に向かっています。最近は朝晩が冷え込み、ひんやりした空気が部屋の中まで入り込んでくるようになりました。

そんな中でのちょろちょろ冷水シャワーはなかなかの試練。全身鳥肌を立てながら浴びるときの、あの気合はもはや修行レベルです笑

さすがにこのままでは風邪を引きそうだし、精神的にも辛くなってきたので「どうせ無理だろうな」と思いながらもだめもとで給湯器の修理を依頼しました。こういう時はあまり期待しない方がダメージが少ないです笑

そして数日後、修理業者がやってきて、給湯器を開けて取り出した電熱線がこれです。

これではお湯は出る訳がない。

お湯4.jpg

でも今回は、彼らが新しく持ってきてくれた電熱線は今までのとは違い、少ししっかりしているように見えました。

修理後、半年以上ぶりのお湯を浴びて思わず涙がこぼれます。身体の疲れの取れ具合が水とお湯では全然違うことを実感しました。せめて私が帰国するまであと3か月なんとかもってほしいです。

海外での暮らしは、本当に想像以上にタフです。インフラが安定していることのありがたさを身に染みて実感します。

でもこうしたトラブルも含めて、この国での生活のリアル。

笑って受け止めながら、今日もまた一歩逞しくなっていくような気がします。

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