JICA海外協力隊の世界日記

さあやのザンビアタイム

#55 鍵が壊れるはザンビアあるある

Muli bwanji!(ムリブワンジ!)

ザンビアからこんにちは!

今日はオフィスの鍵が壊れたお話です。

実は前々からオフィスの鍵の抜き差しがなんとなくぎこちなく、「そのうち壊れるかも。」と感じていました。

その“なんとなく”が的中。お昼休みに隣のオフィスに行こうと鍵をかけたところで悲劇が怒りました。

なんと、鍵が鍵穴に刺さったまま、びくとも動かなくなってしまったのです。

「あ、これはまずいぞ。」と思い、すぐに周囲のザンビア人たちに助けを求めました。

でも、何人かがトライしても抜けない...。そんな中、このようなトラブルに強そうなザンビア人2人が登場し、荷物救出作戦が始まりました。

しかし、鍵は完全に鍵穴にフィットしてがっちりつっかかっており、どうやっても抜ける気配なし。

もはや手に負えないということで、最終手段に突入することに。鍵穴ごと破壊するという大胆な方法です笑

ドライバーなどの工具を使って少しずつ鍵穴を削り取りながら作業。しまいには、犯人が立てこもる部屋に突入する警察のように、力技でドアを押し破ってついに開錠成功。中に置いてあった荷物も無事回収でき、ようやく一息つけました。

通りかかったザンビア人は「何事か?」と興味津々で覗き込んできますが、あまり驚いた様子はなし。というのも、こうした“鍵トラブル”はザンビアではよくある話なのだそうです。

確かに、以前トイレのドアを閉めたら鍵が壊れているせいで、内側から開かなくなり、閉じ込められたこともありました。(その時もかなり焦りました...。)

日本ではなかなか体験できない出来事に、私は毎回ドキドキ、焦りまくりですが、ザンビアでは「またか~」くらいのノリなんです。強い...

結局、鍵穴は無残な姿になり、新しい鍵穴を買ってきて交換することに。例の2人がドライバーとネジだけでササっと新しい鍵を取り付けてくれました。さすがの手際の良さに感謝。

これでようやく安心してドアが閉められます。

どうかもう、こんなサバイバルな事件が起こりませんように!!!

鍵4.jpg

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