JICA海外協力隊の世界日記

さあやのザンビアタイム

#5 初めての日本文化は難しいでいっぱい

Muli bwanji!(ムリブワンジ!)

ザンビアからこんにちは!

今日は赴任してすぐ仲良くなったザンビア人の友達に日本食を振る舞った時のことを紹介します!

赴任してからザンビア人のお家や教会でご飯をごちそうになる機会が増え、初めて見るもの食べるものにいちいち感動しています。そんな私を面白そうに笑うザンビア人の友人をみて、反対にこの友人が日本食を食べたらどんな反応をするのだろう?と疑問に思い、家に招待して日本食(というよりは日本の味付け)を振る舞いました。

振る舞った料理は日本式のカレー、卵焼き、肉野菜のみそ炒め、きゃべつとわかめのナムル(日本食ではないですが、海のないザンビアにとってわかめという海藻、味付けに加えた醤油は新鮮のようでした)です。

カレールーは首都にある中華ショップで、バーモンドカレールーを入手しました。中華ショップでは他にも、日本のお酒やどら焼きなど、日本人にとってなじみのある食品が数多く手に入ります。中でも、そこで購入した梅酒は、この友人にも大好評で、綺麗に飲み干していきました笑

日本食3.jpg

いざ料理を前にして、2人で「いただきます」をした後、さっそく試練が。お箸の使い方です。 

主食であるシマを手のみ使って食べるザンビア人にとって、複雑な持ち方動かし方をするお箸は非常に難しいらしく、なかなか料理をつかむことができず、両手で1本ずつ持ってみたり、かき集めて手でお箸にのせたりと試行錯誤していて面白かったです笑

私がザンビア料理に示す反応と同じように、この友人も初めての料理に興味津々で、よく味わって食べていました。味は好評で、どれも美味しそうに食べてくれました。

食事の後は、2人で緑茶を飲みながら日本から持ってきた折り紙をしました。これもザンビア人にとって初めての経験で、角と角を合わせて折ったり、線に合わせて折ることがとても難しそうでした。しかし最後は綺麗な形に完成し、とても喜んでくれました(^^)

つかの間ですが、日本を感じてもらう良い機会になりました。

ザンビアに来て多くのザンビア人と話をしている中で、日本を知っている人がほとんどですが、中には中国と日本は同じ国、同じ言語を喋るものと思っている人や、日本はヨーロッパだと思っている人に出会うこともあります。実際町を歩いていても「チャイニーズ!」や「ムズング!(白人という意味)」と声をかけられることが多いのも、この認識の違いのせいかなと思ったりもします。

日本人として2年間ザンビアで生活する中で、日本のことをもっと多くの人に正しく理解してもらえるような活動も取り入れていきたいです。

日本食5.jpg

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