JICA海外協力隊の世界日記

アンデスの田舎町から

ボランティア活動の中間報告

私たちボランティアは、2年間の活動期間のうち1年が経過した時点で中間報告を行います。活動報告としては6か月毎に設けられていますが、これまでの活動の振り返りとこれからの成果の見通しを立てるために中間報告に最も重きが置かれているような気がします。少し前になりますが、この写真のとおり私も11月24日に発表を行いました。私を含めボランティア4名が対象で、それぞれのカウンターパートの報告を含めて30分の時間が割り当てられて発表を行いました。 

JICAエクアドルの所長をはじめ活動中のボランティア、及び招待者としてエクアドルの外務省、日本国大使館、KOICAの代表の方やフランスのボランティアグループが来られ、合計約50名の方が参加しました。私が活動しているパタテ市役所からはカウンターパートの他に、たまたま前日のエクアドル大統領の就任式で首都に来ていたエルナン・メディナ市長も臨時参加されました。私達の活動に興味を持って頂いているようでありがたい限りですが、さらに緊張の度合いが増した次第です。

半年ほど前に聞かせてもらった他の方々の中間報告では、皆活動分野が違うこともありプレゼンの仕方もさまざまで、中にはクイズ形式で同席した方に答えてもらうなど趣向を凝らした演出もありました。前回を参考に私もビデオを使ったり、プライベートな活動を織り交ぜるなど工夫してみました。この中間発表の様子はJICAエクアドルのFacebookhttps://www.facebook.com/jicaecuador)に、12月7日に投稿された動画で見ることができます。

私の発表は大変たどたどしいスペイン語で恥ずかしいのですが、なんとか時間通りに収められました。 これからの計画についてはかなりハードルが高いのですが、市長の前で発表した手前、やらざるを得ない状況に追い込まれています。 とはいえテーマと目標がはっきりしたことで、周囲の理解が得やすく取り組み易くなったかもしれません。

報告会の後は、ボランティアの総会と懇親会があり、11月に来られたばかりの9名のボランティアの方々と共に、エクアドルらしくダンスで盛り上がった時間を過ごしました。

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