JICA海外協力隊の世界日記

Turi Kumwe Rwanda! ~We are together~

東部県のEXPOがルワマガナで開催②

※ブログのタイトル「Turi Kumwe」はキニアルワンダ語でWe are togetherという意味です

こんにちは!

前回に引き続き、ルワマガナで開催されたEXPOの様子をお伝えします。

今回は、JICA海外協力隊でブースを確保し、いくつかの催しをしたので、ご紹介したいとい思います。

JICA海外協力隊ブースは、2週間のEXPO期間中、水の防衛隊、日本の文化紹介、コーヒー、ルワンダ工芸品販売の4つのブースを展開しました。それぞれ異なる職種の隊員が協力しながら、各ブースの運営を行いました。

今回は、水の防衛隊と日本文化紹介について紹介します。コーヒーと工芸品販売については次回紹介しようと思います。

ちなみに、今回、私はブースの担当者ではなく、ルワマガナで開催されているということで、任地の隊員として、サポート要員としての役割をしています。

■水の防衛隊の活動

まずは、水の防衛隊について。ルワンダには、コミュニティ開発という職種で派遣され、主に地方の村で、井戸の修理や管理、水衛生の啓発活動などを行う「水の防衛隊」がいます。

EXPOでは、水の防衛隊の隊員が集まり、水質検査の実験を通じた衛生啓発活動やアクリルたわし作りをしていました水質検査キットを使用して、ルワンダで手に入る水「井戸の水、雨水、水道水、ミネラルウォーター」を検査し「〇〇の水は大腸菌が多くあるから健康被害がある」など数値を見せながら説明し、日々飲んでいる水の注意喚起をしていました。成人の人々が注意深く聞いていて、印象的でした。

アクリルたわしとは、毛糸で作成するたわしで、洗剤を使用しなくても汚れが落ちるエコグッズです。水が貴重なルワンダで、水を節約することができるため、水の防衛隊の隊員が活動の一環として、現地の人々に作成方法を広めています。作成方法は手軽で、毛糸と2本のストローを使用しながら作成します。完成品はとてもカラフルなので、子どもたちに大人気。ブースの外にまで列ができるほど、楽しみながら、たわしを作成していました。

4日間のブースでしたが、老若男女問わず、現地の人々が集まり、大盛況となっていました。

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■日本の文化紹介

続いては、日本の文化紹介。日本の食文化を紹介するということで、日本のお菓子、“団子”を作り、無料でブースを訪れた人たちに食べてもらいました。また、コマ回しや割り箸鉄砲などの日本のおもちゃの遊び方を伝授しました。

団子は、みたらし団子を他の隊員と協力しながら作成し、日本のお菓子の普及をしていきました。印象的だったのは、大人の受けが悪いこと。。ルワンダは、食に対してとても保守的で、「お茶に大量に砂糖はいれるが、普段の食事に砂糖は絶対に入れない」や「パンも特定のものしか買わない」など、食に強いこだわりがあります。そのため、異国のよくわからないような食べ物に拒否反応を示す人が多かったです。一方で、子供は好奇心旺盛なので、団子をたくさん食べてくれました。最後の方には、自分でお好みの団子を作って食べる子もいて、楽しみながら、日本のことを知ってくれたと思います。

今回、紹介した2つのブースは、子どもたちに大人気で、連日のように来てくれる子や運営側として手伝ってくれる子もいたので、毎日ヘトヘトになりながらも、楽しく過ごすことができました!

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