JICA海外協力隊の世界日記

Turi Kumwe Rwanda! ~We are together~

東部県のEXPOがルワマガナで開催~概要編~

※ブログのタイトル「Turi Kumwe」はキニアルワンダ語でWe are togetherという意味です

こんにちは!

執筆している現在は、丁度9月の終わりで、新学年度の学校が始まったばかりです。ルワンダの学校では、学年末終了後、約2か月の長期休暇があります。そこで、長期休暇中に任地のルワマガナであったイベント「EXPO」への参加について紹介したいと思います。内容が濃かったので、数回に分けて紹介したいと思います!

今回はEXPOがどんな様子だったのかを紹介していきます。

■EXPOの概要

東部県のEXPOは、818日(木)から8月末までの約2週間、ルワマガナの市街地で開催されました。本イベントは東部県最大規模のEXPOで、企業や民間団体、東部県の各郡が出展し、新たなビジネスチャンスや団体間のコミュニケーションの場として、毎年開催されています。

Covid-19が流行してしまったために、2年ほど中止されていたみたいですが、今年やっと再開することができました。青年海外協力隊(以下、JOCV)もブース出展し、水衛生に関する活動、隊員が活動する手工芸の同組合の物品販売、日本文化紹介などの活動を行いました。

私自身、出展はしませんでしたが、ルワマガナ隊員ということで、出展している隊員の補助という形で参加しました。

開催場所は、ルワマガナ郡庁から歩いて約5分程度の場所にあるグラウンドで、普段は市民の憩いの場やルワマガナのサッカーチームの練習場として使用されています。EXPO会場に入るにはチッケトを購入する必要があります。チケット代は、一日300Rwf(約30円)かかります。

また、出展するにも費用がかかり、ブースの大きさや入り口からの距離で変動するのですが、2週間で約10万〜30Rwf(約1万〜3万円)必要となります。これは個別のブースの場合で、各郡のブースでほか団体と一緒に出展する場合には、もっと安い値段で出展できるようでした。

エクスポの様子.jpg

■EXPOの様子

EXPOの印象について、正直、最初は地方のイベントということで、あまり期待しないで参加したのですが、実際は想像以上に盛り上がっており、日本の縁日みたいな印象を受けました。夏祭りみたいに、とても活気があり、広場の真ん中には大きな音楽ブースがあり、昼から夜にかけて、ルワンダで活動しているバンドが楽曲を演奏し、ロックフェスみたいに盛り上がっていました。

一番多かった出展は食品関係で、屋台でブロシェット※1や焼きジャガイモなどが多く売られていました。というより、屋台では主にこの2品しかありませんでした。

その他の出展は、共同組合が作成した工芸品や各企業の商品などが主に売られていました。出展していたルワンダ人の友人によると、EXPOで試作品などを販売し、顧客の反応を見て、今後の販売戦略をたてることもあるみたいです。

このように、EXPOは各企業や商店にとって、広報やビジネス拡大の場として活用されていました。

※1‥ブロシェットとは日本の串焼きのようなもので、串にヤギや牛の肉を刺して、焼いた料理。ルワンダでは非常にポピュラーな料理で、Barでビールとセットでよく食べられています。

ふぇす.jpg

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ