JICA海外協力隊の世界日記

Turi Kumwe Rwanda! ~We are together~

任地&配属先紹介

ルワマガナ写真.png

※ブログのタイトル「Turi Kumwe」はキニアルワンダ語でWe are togetherという意味です

※記事トップの地図はmaps Rwanda からお借りしました。

今回は、私の任地と配属先について紹介したいと思います。

■任地

私の任地は東部県にあるルワマガナ郡です。ルワンダは首都キガリを中心に、、それを囲うように北部、西部、南部、東部のそれぞれの県が位置しています。日本の地方区分のような位置づけで、関東、関西みたいな感覚です。それぞれの地域で特色があり、各地域で景観が異なるので、旅行などで訪れるとルワンダの新たな一面を知ることができます。

任地がある東部県は東部にタンザニア、北部はウガンダとの国境があり、バナナの農園などが広がっています。また、タンザニアとの国境付近にアカゲラ国立公園(Akagera National Park)があり、毎年多くの観光客が訪れサファリを楽しんでいます。

東部県の中で、ルワマガナ郡は西側に位置し、首都キガリから車で約1時間のところにあります。大きな病院や国立銀行の支店もあり、タンザニアやウガンダとキガリをつなぐ幹線道路が通っていることもあり、東部県の中心のような機能をしている都市です。

最近、ベッドタウン化もしてきており、キガリから移住してくる人も多いです。ルワマガナの様子が地元の神奈川県を想起させるので、非常に親近感を覚え、ここに何年も住んでいるような気さえします。ルワマガナ郡にはムハジ湖というリゾート地もあり、のんびりと休日を過ごすことができます。

■配属先

私の配属先は、Center for Champions TVET(TVET: technical and vocational education and training)です。TVETは、職業訓練校のことで、日本の高校生レベルの生徒が建築や電気工事など、ルワンダの発展に必要とされる技術を学ぶ学校です。現在、ルワンダ政府はTVETに力を入れており、生徒の数を増やす計画をしているみたいです。

配属先の学校には、建築、電気工事、水道、溶接、服飾などのコースがあり、日々専門的な技術を学んでいます。全校生徒は約400人で、全国から生徒が来ているため、ほとんどの生徒が寮で暮らしています。

その中で私は一般科目に指定されているICTの授業を担当しています。同僚と指導する学年を分担し、私は高校1年生相当の生徒の授業を受け持っています。主に授業では、パソコンの基本的な操作方法やワード・エクセル・パワーポイントの基礎知識を教えています。

日本とは教育の環境が異なるため、日々試行錯誤しながら活動しています。実際の様子は、また別の機会で共有したいと思います。

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