JICA海外協力隊の世界日記

Turi Kumwe Rwanda! ~We are together~

Study Tour at Rwamagana

ブログのタイトル「Turi Kumwe」はキニアルワンダ語でWe are togetherという意味です

Muraho(こんにちは)!

今回は8月5日に私の任地ルワマガナで開催されたスタディツアーの様子をご紹介します。

JICA事務所から、ルワンダで起業されている竹田さんがルワマガナでスタディツアーを実施するので、街中を案内し、青年海外協力隊の活動や現地の生活について知るために参加者と交流させてほしいとご依頼があり、案内係を任せていただくことになりました。

今回のスタディツアーを主催されたのは、アフリカ界隈でとても有名な方なので、ご存知の方も多いかと思いますが、以前青年海外協力隊として同じくルワマガナで活動されていた竹田さんです。「Africa Note (アフリカノオト)」という会社を経営しており、主に日本人向けにルワンダやアフリカに関する情報発信、またスタディツアーを実施されています。

実は、私もCovid-19で派遣が延期になった際に竹田さんが実施するオンライン・スタディツアーに参加させてもらったことがあります。ルワンダに行く直前に派遣延期になり、将来のことで不安になっていた時期に、オンライン・スタディツアーでルワンダの街の様子や文化、歴史などを詳しく教えてもらい、なんとかルワンダを諦めずに派遣を待つことができました。そのため、今回、私の任地への訪問依頼があった際は恩返しができると思い、ご依頼をお引き受けしました。

スタディツアーの案内では、ルワマガナの街中は非常にコンパクトで似た系列のお店しかないため、今回は街歩きを断念し、私が夏休み期間中に活動している「YEGO center」を見ていただくことにしました。以前の記事でも紹介しましたが、夏休みの間、YEGO centerではパソコン教室のお手伝いをしており、ツアー参加者の皆さんにはそこに参加していただきました。

ツアーが開催された土曜日は、通常、教室はお休みなのですが、先生と子供達が特別に来てくれることになり、普段どのように活動しているかを直接見てもらうことができました。また、ツアー参加者の方には、生徒のタイピング練習のサポートや日本語の練習に付き合っていただきました。

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実はツアーが決まる前から日本語を教えてほしいと生徒の要望があったので1日1時間程度、日本語の挨拶や自己紹介などを教えていました。そして今回、遥々日本から多くの方が来てくださったので、絶好の練習の機会だと思い、生徒一人一人に日本語で自己紹介をしてもらうことに。短い練習期間だったのにも関わらず、教えた通りに自己紹介ができていて、感動しました。ツアー参加者の方にもちゃんと通じていて、彼らの自信になったと思います。

そして、最後に参加者の皆さんからルワンダの生徒達にメッセージをいただきました。ICTの技術を学べば世界が広がり、将来の選択肢が増えること何事にも興味を持って挑戦してほしい、などのメッセージを生徒達は真剣に聞いていました。きっと彼らの心に響いたと思います。

普段、生活をしている限りでは、海外の人と交流する機会はほとんどないので、今回ツアーを通して、多くの日本人と交流できたことは、ルワンダの子供達にとって非常に貴重な経験になったと思います。

今回、スタディツアーに関わらせてもらい、普段地球の反対側に住んでいて、年齢層も文化も異なる人々と交流することは、お互いに新たな発見もあり、相手のことに興味を持つことができ、自分の世界が広がるんだということが実感できました。帰国するまで、私も少しでも多く今回のような機会を設けていきたいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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