2023/02/21 Tue
年末年始トレッキング!
※ブログのタイトル「Turi Kumwe」はキニアルワンダ語でWe are togetherという意味です
こんには!
今回は2022-2023年の年越しの様子をお伝えします!
今回はルワンダで2回目の年越しです。前回の年越しは、ルワンダの東部県カヨンザ郡にあるアカゲラ国立公園で過ごしました。ここでは、サファリを楽しむことができ、人気のライオンやシマウマ、キリンなどの動物を見ることができます。
そして、今回は前回とは正反対の位置にあるルワンダ西部のKarongi(カロンギ)郡で過ごしました。西部にはルワンダ最大の湖であるキブ湖があり、リゾート地として観光客に人気のスポットです。このキブ湖畔沿いでは”Congo-Nile Trekking”というトレッキングコースがあり、年末年始の約3日間をかけて、このトレッキングコースに挑戦しました。
本当のコースは温泉で有名なRubavu(ルバブ)郡から南部の観光地であるRusizi(ルシジ)郡までのコースであり、約10日間をかけて踏破します。今回は、スタート地点であるルバブ郡の隣にあるRutsiro(ルチロ)郡からスタートし、約中間地点に位置するKarongi(カロンギ)郡までのコースに挑戦しました。道中では、壊れかけの橋、橋がない小川、山、山、山を登っては下るを繰り返して、ゴール地点のKarongi郡までの約60キロの道のりを踏破しました。
トレッキングコースは、道中に民家や集落は少なく、途中でお昼ごはんなどの休憩をしたくても、数キロ以上道なき道を歩かないとちゃんとした休息がとれないという恐ろしく長く険しい道のりでした。特に、配属先が学校で普段ほとんど運動をしていない私にとって、この3日間は毎日が疲労困憊で死にそうな思いをしていました。
しかし、景色は普段見られないような絶景が多く、標高2000メートル以上の山間からは広大なキブ湖を様々な角度から眺めることができ、景色を眺めている間は疲れが吹っ飛ぶほどでした。
また、道中では、その地域に住んでいる住人の方たちが道案内をしてくれたり、安全な道を教えてくれたりとルワンダ人の温かさにも触れることができました。
そして、カロンギにゴールした後は、キブ湖が見渡せるホテルで隊員のみんなと年越しパーティ!
ワイワイしてドンチャン騒ぎをする想定でしたが、全員疲労困憊すぎて、階段を一段上がるのも一苦労。12時直前まで、ベッドで就寝したりして、体力の回復に努めました。年越しのタイミングでは皆で乾杯して、早めの就寝。翌日にカロンギで活動している隊員の家にお邪魔になり、いわゆる寝正月気分を味わいました。
これが、今回の年越し行事です。年始の1週間は疲労が抜けきれず、毎日あまり出歩かない生活を過ごす事になりました。しかし、こんなアクティブな年末年始だったので、一生記憶に残るものとなりました。
ルワンダに来られた際は、トレッキングおすすめです!
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