JICA海外協力隊の世界日記

ウズベキスタンのこと タシケントのこと

ナブルーズのお祭り

アッサラームアライクム!(こんにちは!)

ウズベキスタンでは3月21日にナブルーズというお祭りがあります。

ペルシャ語で『新しい年』という意味で、元々は新年をお祝いするお祭りだったようですが、今は春の訪れをお祝いする日となっています。

ナブルーズの時にウズベク人は家族で公園へ遊びに行ったりします。

この日は女性や女の子は上の写真のようなアトラスという伝統模様の服を着ている人も多いです。

光の加減で少し暗いですが、民族衣装を着た人々が踊っています。

また、このナブルーズでは『スマリャク』というものを食べます。

発芽した小麦と水を火にかけて煮詰めてペーストにしたもので、1日中鍋をかき混ぜて作るそうです。

焦げないように、一緒に石を入れて煮ます。

スマリャクをへらでかき混ぜ、ぱっとへらをあげた時に石がいくつ入っているかで生まれる子供の数がわかるそうです。

スマリャクはほのかに甘く、ウズベク人はナン(パン)と一緒に食べます。

日本でも3月21日は春分の日でしたが、ウズベキスタンでも同じ日に春の訪れをお祝いするので、異なる文化の中に共通点を見つけられたようで嬉しく思いました。

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