JICA海外協力隊の世界日記

Jamm Lekk 平和だけ。

活動で大切にしたいこと

この記事は

活動の中で

大切にしたいことについて、です。

 

たとえ

わたしが問題だと感じても

ここの人たちにとっての問題でなければ

わたしが問題指摘することはただのおせっかいだと思います。

 

支援のカタチはたくさんあります。

問題指摘して解決方法を示すのが効果的な時期。

 

物資を無料で

どんどん配布するのが必要な時期。

 

現地の人に気づいてもらって

そこからどうするべきか考えることが

必要な時期。

 

現場のレベルや

同僚さんのやり方など

にあわせて

必要だったり

効果的だったりする

援助は変わってくると思います。

  

 

この2年間で

なにかを変える必要があるほど

ソコンの病院は困っていないです。

 

今いる人たちが

それなりにがんばって

病院で働いているからです。

たぶん

1020年とたったとき

時代の流れによって

ほんのすこし良くなるのだと思います。

わたしが

何をしても

何をしなくても。

 

きっとこの2年で変わることは

次の2年で変わってしまうとおもいます

  

だから、

自分が今ここでできることって

なんだろなと考えます。

 

何かできることは

ほーーんとに小さいことなので

何をしてもほーーーんのちょっとの意味があることになるんだと思います。

 

何をするにも

やってあげるのではなく

一緒に考えたい、ともに活動したい。

でも、これが一番むずかしいです。

何度か書きましたが、ソコンの人たちにとったら今の現状は当たり前の日々だからです。

 

一緒に考えたり、

活動するのに必要なのは

やっぱり会話です。

、、、語学です。

よく言葉なんかなくても

気持ちは伝わる、とか

笑顔が共通言語だ、とか

言われます。

わたしもそう思ってましたが、

お仕事となると

話は別です。

ニコニコしてたって

患者さんは何の疾患なのかわかりません。

挨拶ができたって

5S委員会がどんな取り組みをしてるのか知れません。

そこで見てるだけじゃ

何のための健康教育をしてるのか分かりません。

突然きた日本人が

カッタコトのフランス語と現地語しか話せない・理解できないで

なにができるって話。

言葉ってほんとうに大切です。

 

セネガル人が問題に気づくとはいかないまでも

ボランティアがやってくれるだろう、という

ボランティアまかせの支援にはしたくないというのが、

わたしの活動において大切にしたいことです。

だから、

周りから笑われて、悔しくても(たまに怒ります)

言いたいことが言えなくて、苦しくても(よく怒ります)

なかなか理解してもらえなくて、諦めたくなっても(たまに諦めます)

がんばって伝える努力をすること

相手が何をいっているのか理解に努めることが

わたしが日々できることです。

 

当たり前のことですが、

自分ひとりでできるなら

自分でやっちゃった方が早いし楽チンです。

拙い現地語で

笑われながらでも

どうにかこうにかセネガル人と一緒にやるっていう思いを忘れずに活動する、

このことを大切にしようとと書いていて改めて思いました。

今日も平和でした、神様に感謝。

明日も平和でありますように。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ