JICA海外協力隊の世界日記

Jamm Lekk 平和だけ。

たくさんのありがとう

ついに任期も残り1週間を切り、先日ソコンを離れました。

挨拶回りでソコンを歩き回っていると、道ばたのブティックのレバノン人、布やさんのアストゥ、よくパンをくれるブバカルさん、

マルシェで魚をさばいてくれるアミ、バイクタクシーのモモドゥ、馬車のイッサ、、

この2年の間にいろんな人の名前を知って、

それぞれにほんとにお世話になりました。

なかでも精神的に支えになったのは

お水うりのおばちゃんのファトゥさん。

決して裕福とは言えないお家でしたが、「くれくれ」をほとんど言わない人でした。

 

おばあちゃんみたいに、クンバ(わたしのセネガル名)がくると喜んで優しく受け入れてくれました。

活動がうまくいかなかったり嫌なことがあると、

活動終わりにファトゥさんちにいって話を聞いてもらってお昼を食べてお昼ねをするのが癒し^^

ファトゥさんは、活動のことはあんまりわからないので

いつも「クンバはがんばってるね~、水のむ?」と聞いてくれました。笑

 

 

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洋服の仕立屋さんのイスマイラーとは

洋服の出来上がり具合や期限の守らなさに何回も喧嘩しました。

「シンプルなスカートがよかったのに、なんでこんなにヒラヒラがついてるの」

ー「これのほうがラフェットナ(かわいい)だろ!」と自信満々に返してきたり。

「水曜までにできるって言ってたのに!」

ー「ちょっと出かけてたんだ、停電だったんだ、調子が悪かったんだ」というのが理由がほとんど。

わたしが日本人だからではなく、他のセネガル人もおなじように

約束を破られていてイスマイラーがこのように説明してるのをよく聞きました。

言い争いが激しくなると隣のパパが私たちを仲直りさせようと

一生懸命になってくれました。

その時は必死でしたが今考えると微笑ましくありがたいです。

  

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活動のキーパーソン、マリック。

マリックは、わたしの話すカタコトな現地語を頑張って聞いてくれ、

わからない言葉もわたしにわかるように説明してくれる気の長い素晴らしい人。

仕事においても責任感と行動力があり

活動においてこうしたほうがいいとわかっているのにやらない人が大半でしたが、

やったほうがいいことをわたしと一緒に行動に移してくれたのもマリックでした。

一番距離が近かったからこそマリックとは何回も意見の衝突があったし、

涙を見せることがありましたがマリックに出会えたことに感謝です。

 

 

帰る前にいろんな人にありがとうを

伝えてきましたが、

どの人にもこんなこと話したなーとか

助けてもらったなーという思い出がたくさん。

何回いってもたりないくらいのありがとうです。

 

お別れはさみしいけど、

なんだかまた会えるような気がします。

 

これからもソコンで出会った人たちが

穏やかに過ごしていけますように。

 

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