2017/05/05 Fri
活動
ウガンダの教育システム!
Mulenbe!(こんにちは)
私の配属先であるナブマリハイスクールは、日本の中高一貫校のような学校で、S1~S6までの生徒が在籍しています。学校生活や教育システムなど、日本との違いに驚くことはたくさんあります。ということで、今回はウガンダの教育システムについて紹介します。
1.就学年数が違います
・Primary school(小学校)→7年間
・Secondary school- O level(中学校)→4年間
・Secondary school- A level(高等学校)→2年間
・University(大学)→3年間
他にも様々なシステムがありますが、大まかに分けるとこのようになっています。ナブマリハイスクールに在籍しているのはSecondary schoolの生徒たちです。
2.授業料の仕組みが違います
ウガンダでは、1997年に初等教育無償化が導入され、無料で教育を受けられる学校もあります。おかげで小学校に通う子どもたちは授業料、教科書代を払う必要がなくなりました。2007年からは中等学校も段階的な無償化が始まっています。とはいえ、国からの少額の補てんではまかないきれないというのが現状で、授業料の支払いが必要な学校がほとんどです。そして、その授業料は学校の設備や教育の質に直結しています。つまり、貧富の差が教育に現れます。全寮制のような学力の高い学校は、授業料が非常に高く、年間の授業料が給料の3~6カ月分に匹敵するところもあるそうです。また、授業料が払えないために退学・または転校せざるをえない生徒もいます。
3.進級制度が違います
ウガンダでは、試験である程度の点数を取らないと進級することができません。そのため、留年したり、同じ学級で学んでいる児童生徒の年齢や体格がバラバラだったり、ということが珍しくありません。また、卒業時には国家試験が実施されています。
ウガンダでは、教育を受けられることが当たり前ではありません。教員不足、教科書や教材・施設の不足、といった課題も抱えています。しかし、先生方は、日々課題点を話し合いながら改善に向けて取り組んでいます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Wanyala naabi!(ありがとうございました)
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