2019/12/04 Wed
人 活動
競技用義足ワークショップ
サバイディー!(=こんにちは!)
先日、株式会社Xiborg の遠藤謙さん、ラオスで障がい者支援をしている日本のNGO、ADDP(Asian Development with the Disabled Persons)さんによる、競技用義足のワークショップがありました。
このワークショップの目的は、最先端の義足の紹介とラオスの義肢装具士への技術移転、競技用義足の作成を通してパラ陸上の機会を提供すること、ラオスにおけるパラ陸上選手を発掘し視野を広げていくことです。
以前にJICA短期ボランティアとして、カンボジアでパラ陸上競技の活動をしていたことや、ラオスのインクルーシブスポーツ・パラ陸上競技に関心があったことから、声をかけて頂き3日間お世話になりました。(いつかカンボジアでの活動も記事にしたいと思います!)
今回のワークショップを通して、義足が作られる工程を初めて見ました。装着する人、一人ひとりに合わせて石膏で型を取り、装着時の負荷や着け心地などを考えながら石膏を削ったり、足したりしていきます。その後、プラスチックを重ねて形成し、ソケットが完成します。今回、 Xiborgさんの板バネに合わせて、ソケットを応用させ作成しました。
初めて競技用義足を装着したこの写真の選手、最初は恐る恐るでしたが、コツを掴むと、体の動かし方の理解や習得がとても早く驚きました。交通事故で足を切断する前は、サッカーをしていたそうです。最終日のテストランでは、久しぶりの走る感覚にすごく生き生きしていました。
義足の完成、彼の走る姿、最後にみんなで一緒に走ったこと、感動する瞬間がたくさんありました。
これからラオスでも、様々な人がやりたい事に挑戦できる楽しさ・スポーツの楽しさを分かちあえる機会がもっと増えて欲しいです。私もそのお手伝いができたらと思います(^ ^)
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