JICA海外協力隊の世界日記

セネガル日記

親子丼 セネガル風

よくお昼ごはんを食べさせてくれる活動先の管理人家族に、日本食をリクエストされました。

管理人の奥さんアイサタさんはいつも絶妙な味付けのセネガル料理を作ってくれます。

彼女のレシピが気になり、時々調理を手伝っていました。

その中での会話で、

「日本ではどんなものを食べるの?」

と聞かれました。

「ごはんと一緒に食べる鶏肉が入ったオムレツがあるよ。」

(セネガルでは鶏肉料理は割と豪華なイメージ。オムレツは簡単な料理としてパンと一緒に夕飯に出されることが多い。)

そして、食べてみたい!ということになり、土曜日昼にアイサタさん宅で作ることに。

材料  10人分

鶏肉…1/2羽

卵…15個

玉ねぎ…1/2kg

干ししいたけ…10個

米…1kg

塩・砂糖・醤油・唐辛子…適量

干ししいたけや醤油は、首都にある中華食材店や大きなスーパーで買うことができます。

ちなみに、写真に写っている醤油はフランスのもの。

醤油自体はセネガル人もチェブジェンに使う人がいるようで、中国産のものが売られているのをたまに見かけます。

鶏肉をこちらで買うときは、1羽まるごと。

生きているもの、店先でしめたもの、冷凍したもののいずれかです。今回は部位ごとに切って持参しました。

卵、玉ねぎ、米、調味料は、商店で買います。商店は半径50m以内に数軒あり、しかも少量から買えるのでとても便利です。

調理途中、小学生の息子シェリーフが興味津々で鍋をのぞきに来ていました。

セネガル人に合わせて濃いめの味付け、卵はしっかり加熱、汁多め、

そして白ご飯はいつもより控えてもらいましたが、塩入りで炊きました。

大皿に盛り、唐辛子を置くと、一気にセネガル風に。

セネガル料理は砂糖を使わず、しょっぱい、辛い、酸っぱい味付けです。

甘じょっぱい味はどうなのかな…と不安もありましたが、抵抗は無いようで、おいしいと言いながら食べてくれました。

味見に来ていたシェリーフが特に気に入ったようで、パクパク食べてくれたのがうれしかったです。

1歳になったばかりのオマールがいつになく静かでした。

見ると、仕上げる前に取り除いておいた鶏の骨にしゃぶりついていました。

オマールもしっかり日本食を味わいました。

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