JICA海外協力隊の世界日記

カリブの島で音楽~セントルシア日記

新年度がスタートしました

9月2日,セントルシアの学校では新年度がスタートしました。

新入生の5歳児にとっては,初めての登校日。親御さんと一緒に登校しました。

お母さんから離れられなかったり,泣き出したりする子。そして離れたところで心配そうに見守る親御さん。

それは日本の入学式と変わらない光景でした。日本の学校の子どもたちを懐かしく思いました。

国際社会支援推進会さん(日本の方から集めた寄付物資を,世界中に届ける活動をされている団体さんです。)からの「ワールドギフト」がショゼールの子どもたちに届きました。

鍵盤ハーモニカをはじめ,タンバリンなどの楽器,タオル,ノート,ぬいぐるみなどの品物をいただきました。

早速,子どもたちに鍵盤ハーモニカ教えました。

子どもたちは,見るのも触るのも初めての鍵盤ハーモニカ。

自分の息で音が鳴るということに感動したり,その見た目より大きな音に驚いたりと,それぞれに楽器との出会いを楽しんでいました。この日は,セントルシアの曲を教えました。

鍵盤ハーモニカはリコーダーよりも音が出しやすく,子どもたちに教えるのに最適な楽器なのですが,セントルシアでは手に入りません。ですので,今回寄付をいただき,大変ありがたく思っています。

上の写真は,授業ではなく昼休みの写真です。昼食を食べている僕の横に来て,「練習していい?していい?」と聞きに来て,気づいたらクラスの子ども10人全員が練習していました。

楽器の力は偉大だと感じました。国際社会支援推進会さん,そして寄付をいただいた日本のみなさんに心から感謝いたします。

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