2019/09/24 Tue
生活
セントルシアの給食事情
今日は,セントルシアの給食を紹介します。
セントルシアの小学校には,調理員さんが各学校1人(大きい学校は2人)配置されており,子どもたちは1食1ドル(約40円)で給食を食べることができます。
メニューは曜日ごとに決まっており,どの学校も大体同じです。
栄養士さんはいないので,味付けは調理員さんの腕にかかっています。
月曜日(米と豆とチキン)
・・セントルシア給食の定番。豆にしか味が付いていないので,最後に米だけが残らないように,豆と米の配分に気をつけながら食べるのがポイントです。子どもの人気は,残念ながら最下位。
火曜日(麺と豆とチキン)
・・調理員さんの気分次第で,米が麺に変わることもあります。
水曜日(米とマカロニとラム肉)
・・ラム肉の臭み取り&味付けは,調理員さんの腕の見せ所。
木曜日(米と豆とチキン)
・・定番は繰り返し出てきます。
金曜日(ブイオンスープ)
・・セントルシアの家庭料理。野菜と肉,小麦粉の団子が入っているスープ。みんな大好きです。家庭ごとにそれぞれの味があるようです。子どもの人気堂々の1位!
写真は大人の量で,子どもの給食はもう少し少なめです。
ですので,給食だけでは足りない子たちは,お菓子で調整しています。
セントルシアの小学校の横にはたいていお菓子屋さんがあって,昼休みには子どもたちが自由に買いに行けるので,中には給食をほとんど残してお菓子を食べている子どももいます。毎週同じメニューは飽きるのかもしれません。
自分は毎日残さずおいしくいただいています。
特にブイオンスープがとても好きで,今度調理員さんの家に作り方を習いに行きます。
日本でもセントルシアでも,子どもたちは給食が大好きです。
時々,給食がない日もありますが,あるとないとでは,午後からの子どもたちの様子が全然違います。
セントルシアに来て,給食や食育の大切さを改めて感じました。
この給食制度がこれからもずっと続いてほしいなと思います。
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