2024/02/13 Tue
活動
【11】なわとび奮闘記 -結?-
アッサラームアライクム!
前回の続き、そしてこれで最後、幼稚園(KG)の子どもになわとびを教えることになった話です。
1月に入ると、1学期の終わりが見え始めます。
なんだかんだありながらも毎週のなわとびを続けた結果、
KGの子全員、前とびができるように!・・・はなりませんでした。
私の指示が上手く通るように!・・・もならず、
先生たちがとても協力的に!・・・もなりませんでした。
起承転「結」としたので、さぞかし感動的な物語になるのかと思いきや、そう上手くはいかなかった訳です。
子どもに指示を通すこと、先生の協力を最大限に得ることは未だに課題だし、
「なわとびに取り組ませたのは、本当に意味があったのか」という問いに、
「あった!」と即答できないようにも思います。
でも、「それなら続けなきゃよかったね。やめときゃよかったね」と言われると、そういう訳でもありません。
前とびを教えながら、「あれ?少し形になってきたんじゃない?」と思う回数。
連続で、とはいかないけれど、「なわを回して跳ぶ」ということが出来ている子。
1学期の間で、確実に増えました。
毎回必死、目の前のことにいっぱいいっぱいの私でしたが、
子どもは少しずつ、「なわとび」というものに慣れてきていたようです。
「跳べた!」「ハルカ、見て!」という声が聞こえてきて、
「跳べたね!」「できてるよ!」と言うと、にっこりする子ども。
そんな姿を見ると、細かいことはさておき、まあいいか!やってよかったよね!
美しい展開にはならなかった、起承転「結」ですが、これで終わりそうにもありません。
どうやら、2学期もなわとびを続けていくことになりそうです。
嬉しい気持ち半分、穏やかではいられない気持ち半分・・・(笑)
子どもの伸びしろはまだまだある、むしろこれから。
先生の中には、「私も跳べるようになる。来年は、私が教えるから」と言ってくれている人もいます。
「全員が跳べるように」「KGの先生自身が指導できるように」という今までよりも一つ上の目標を持って、
奮闘していこうと思います。(奮闘記
『KGの子に一からなわとびを教える』
絶望だと思う瞬間もありましたが、少しの希望が見えてきた所で、
「なわとび奮闘記」(第一章)は終わりにしたいと思います。