2024/08/20 Tue
活動
【31】なわとび奮闘記 ー続編ー
アッサラーム アライクム!
以前に投稿した「なわとび奮闘記」の続編と題して、あれからどうなったのかをお話します。
(前回は1学期の様子、今回は2学期の様子)
奮闘の末、2学期の目標に掲げたのが2つ。
★KG(幼稚園)の子ども全員が前とびできるように!
★私ではなく、エジプト人の先生主導で指導できるように!
結果はこちら。
★ほぼ全員がとべるようになった!
★先生主導は、まだまだこれから!
なんと!ほとんどの子がとべるようになりました!
1学期の頃から、縄の回し方(前とび)の掛け声を決めていました。
「ワラ(後ろ)→ウッダーム(前)→バーディン ジャンプ(その後とぶ)」
最初はこの掛け声にも、???という感じの子ども達でしたが、少しずつ慣れてくれました。
自分で声に出しながらとんだり、縄を手にしたらすぐに縄を後ろに回すようになったり。
1回ずつ手順を確認しながらの子もいるし、連続でとべるようになった子もいます。
週に1回、30分足らずの時間。
縄の数に限りがあるので、その時間でさえ、ずっと縄を使える訳ではありません。
それでも、子どもの吸収力はすごい!!!
「継続は力なり」よく聞く言葉だけど、心からそう思いました。
最初は、なわとびって何?状態だったのが、連続でとべる子まで出てきたのは嬉しい限り。
「できない」のではなく、「やり方を知らない」だけなんだよなあ。
さて、先生はというと・・・こちらは、まだまだのびしろありです!
「2学期からは、先生達でなわとびを教えてほしい。私はその場にいて、お手伝いするから。」と先生達に伝えたことで、「自分達で教えなきゃ!」という思いが彼女らの中に芽生えたのには、安心しました。
とは言いつつ、私がやることになりそうだな・・・という気もしていたのですが、自分から進んで教えようとする先生がいました!
「1学期にハルカがやっているのを見ていたから、何をやるのか分かるよ!」
と言って、懸命に子どもに指示を出す先生。
片付けまで指導してくれました。
感激。やってきたことが無意味ではなかったんだと感動すら覚えました。
もちろん、全員ではありません。
私が行くと、「ハルカがやって」と言う人もいるし、私がやっていたことをあまり覚えていない人もいます。
でも、それは仕方がないし、そんなに大事でもない。
積極的に取り組んでくれる先生が少しでもいたことが、本当に嬉しい!!
そうしている間に、「今日は暑いから、なわとびはなし」と言われることが増え、なわとびの時間は自然消滅しました。
なわとびの教え方の手順表を作ったので、それを使いながら先生達と頑張ろう!と思っていたところでした。
もう少しできたな、という気がするし、不完全燃焼な思いはありますが、気温には勝てません。
10月から新年度が始まり、この1学期で私の任期も終了です。
もし、なわとびをするのであれば、指導の仕方をできるだけ多くの先生に広めて帰りたいと思っています。
(新しくKG1の子に教えることから始まると思うと、若干気が遠くはなりますが・・・)
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