JICA海外協力隊の世界日記

エジプトは今日も晴れ!

【34】「世界の笑顔のために」プログラム

アッサラーム アライクム!

今回は、「世界の笑顔のために」プログラムについてのお知らせです。

このプログラムは、「開発途上国で必要とされている物品について、日本国内で募集し、JICAを通して世界各国へ届ける」というものです。

募集期間は、9月2日(月)~10月2日(水)です。

詳細は、こちらのリンクを見てください!
https://www.jica.go.jp/activities/schemes/partner/smile/index.html

私は、活動先の様子を見て、タンバリン・カスタネット・鈴があればいいなと思ったので、募集をかけています。

世界中にいる協力隊員が、募集したい物について声を上げていて、募集物品一覧表にまとめられています。
みんな、職種も様々、活動内容も様々なので、スポーツ・文化・教育・福祉など、募集物品の幅も広いです。

ぜひ、参加していただけると嬉しいです!というお知らせとお願いです。

大事なので、もう一度言います!
募集期間は、9月2日(月)~10月2日(水)です!

私は、音楽が好きです!

小さい頃はピアノを習っていたり、高校生の頃は吹奏楽部に入っていたりしていました。
楽器を演奏する楽しさみんなで一つの音楽を作る喜びは、十分に知っているつもりです。

私は、音楽の授業も好きです!
日本では、小学校の教員をしていましたが、自分が好きなものを教えるのは楽しかったです。

さらに、私も子どもも、国語や算数に比べると、音楽は少し息抜きになる教科だったと思います。

みんなで歌うと楽しいよね」「楽器を演奏するってテンション上がるよね」という雰囲気が教室内に感じられました。(みんなではなかったかもしれませんが・・・)

音楽の授業=楽しい時間!だと思っていました。が・・・

エジプトへ来て、音楽の授業=楽しい、ではなさそうな子どもを見かけることが増えました。(これも、みんなではないですが)

音楽の先生が、「子どもたちは、音楽よりも体育の方が好きだから・・・」と言っているのを聞いたこともあります。

私は音楽が好きなので、そんな風なのが寂しいなと、ずっと思っています。

「もっとこうすれば、みんな音楽の授業が好きになるんじゃないか」と思うことは色々とあります。
その中の一つが、楽器の数や種類を増やすことです。

今は、数が少なくて、他の子が使い終わるのを待っている時間が多くあります。
種類も限られているので、写真で見たことがあっても、実際にどうやって演奏するのか、どんな音が鳴るのかを知らない楽器もたくさんありそうです。

「物の支援」には色んな意見があるし、物を与えるだけでは意味がないとは私も思っています。
でも、活用の方法や利点を伝えて理解してもらうことを前提として、物があれば改善できることがあるのも事実だと思います。

一人でも多くの子どもに、「音楽の授業が楽しい!好き!」と思ってもらいたいです。

こうした思いから、音楽の先生とも相談して、タンバリン・カスタネット・鈴を募集することにしました。

募集物品の一覧を見ると、本当に様々な物が募集されていて、世界中の隊員が色んな思いで募集にかけているんだろうな、と感じています。

ぜひ、楽器もそうですが、他の物でも、協力いただけると嬉しいです!
よろしくお願いします!

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