JICA海外協力隊の世界日記

エジプトは今日も晴れ!

【36】新年度スタート!

アッサラーム アライクム!

9月22日(日)から、新年度が始まりました。
イスラム圏では金土が休みなので、日曜日が週の始まり!)

昨年もこのくらいの時期に始まるという噂を聞いたものの、実際に子どもが来たのは10月1日から。
「本当に子どもは来るのか・・・?」と少し心配していましたが、ちゃんと来ました!! 

22日は、小学4年生~6年生、学1年生が先陣を切って。
23日は、小学1年生~3年生も後に続いて。
24日は、幼稚園年中・年長も合わせて。
という風に少しずつ登校し、24日には全員集合となりました!

私の活動先(EJS:エジプト日本学校)だけでなく、地域の公立学校も全て22日から始まったので、朝私が学校へ行く時は、いろんな色の制服姿を見かけます。

友達と登校したり、お店でご飯を買ったり、子どもがたくさん道にいて、とても活気があります。

私の活動先の学校は、今年で創立7年目
中学生が在籍するようになりました。
(一応高校までつくる予定らしいので、全ての学年が埋まるのは、まだまだ先の話・・・)

幼稚園生は水色の制服、小学生は赤色の制服です。
「中学生は何色なんだろう?」一人で予想をしていました。

先生に聞いたら教えてくれるけど、あえて聞かずに緑色だと予想
22日、中学生が着て来たのは・・・青色の制服でした!(外れた!残念!)

子どもに会うのは、3ヶ月ぶりでした。

日本の夏休み1ヶ月ちょっとでも、夏休み明けには子どもの身長が伸び、日焼けをしてうんと成長した姿に驚きますが・・・
3ヶ月もあると、本当にぐんと!背も伸び、日に焼け、成長が目に見えて分かりました!!

「おっきくなったね」と言うと嬉しそうににっこりする子どもたち。

元々、エジプト人の方が日本人よりも体格がいいというのもありますが、
子どもというイメージだった子が、私に迫るくらいに背丈が伸びているのを見て、びっくり・・・!
何人もと背比べをしました。(かろうじて、私の方が高かったけど、時間の問題かと)

3ヶ月ぶりに会った子どもたちの反応。
「ハルカー!」
「この人誰?(高学年男子がふざけてた)
「まだいたの!?」

まだいるよ!と思ったものの、エジプトでは気付いたら人が引っ越しているとか転校しているとか、そんなのは当たり前。
彼らからすると、3ヶ月も経った後、今まで通りに学校にいる私(しかも外国人)を見たら、あの反応になるんだろうな。

「まだいたの!?」の言い方がおかしくて、初日からたくさん笑わせてもらいました。

きっとこの日、「今日はハルカがいるかな?ハルカに会いたいな!」と思って学校に来た子はいないんだと思います。
(それが普通の感覚の国だから悲しくはない!奇跡的にいたら、それはとても嬉しい!)

でも、私を見かけると、「ハルカー!まだいたのね!会いたかった!」と言って思い出してくれるのは、本当に嬉しいな、と感じました。


私が初めてこの学校へ来た時(かれこれ1年半前)1年生だった子が、今年度3年生になりました。
私の帰国も着々と近づいてくる訳です。

1学期が終わるタイミング(1月末頃)で、学校での活動は終了です。
大好きな子どもや先生と過ごせる時間を大切にして、みんなのためにできることを精一杯、頑張ろうと思います。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ