2024/12/03 Tue
活動
【43】大なわにチャレンジ!
アッサラーム アライクム!
新年度から再始動、幼稚園で毎日練習しているなわとび。
今回はタイトルの通り、「大なわ」のお話です。
ある日、年長組の先生から、「ハルカ!大なわをやりたいんだけど!」と言われました。
大なわに使える長いロープがあるのは、昨年から知っていたけれど、「大なわは少し難しいよね・・・」と思い、実際にやるのはもう少し先にしようと考えていました。
そんな中での先生からの言葉。
よくよく考えると、先生の方からやりたいことを言ってきてくれたのは、これが初めてだったように思います。
私もやりたいと思っていたので、そこに先生の気持ちも重なったら強い!!
もちろん!やってみよう!!
ひとまず、日本でいう「大波小波」のように、寄せて引いてとするなわをとぶことに。
かけ声は、「1・2・ジャンプ!!」
簡単!と思いきや、苦戦する子どもたち。
とぶタイミングがつかめず、なわが引いている時にとんでしまう子がほとんどです。
「1・2・・・ジャンプ」
余分に一拍入ってしまいます。
動いているなわをとびこえるというのは、私が思っている以上に難しいんだな。
なわを使わず、その場で「1・2・ジャンプ!1・2・ジャンプ!」
そのあとになわを使ってみると、さっきよりはいい感じ。
長い目で見たら、少しずつとべるようになるよね・・・!?
少し心配になりつつも、子どもたちはとても楽しそうにとぶので、何より。
それから毎日、大なわの練習が始まりました。
なわの片方を柱にくくりつけ、もう片方を私が持って回したり、先生1人(幼稚園は常に2人体制)と私とで回したり、先生たちだけで回したり。
回しながら思ったのは、回す側の技術が大事だということ。
子どものジャンプに、こちら側が合わせる。とばせてあげたい!!
(本当はとばせてあげてるんだけど)子どもは、とべた!という自信になり、少しずつ自分でとぶタイミングをつかめるように!
タイミングを計れる子が増えてきたので、2人で手を繋いでとぶこともしました。
「一緒にとぶ」というだけで、子どもたちはさらに楽しそう!!
ある日、いつも通りの大波小波の練習中。
体育のムハンマド先生がやって来ました。
どうしたんだろう?と思っていると、「大なわを一回転させてみようよ!」
大波小波ではなく、上からおりてくるなわをとばせようという提案でした。
「いやいや、まだこの子たちには難しいよ・・・」とは思ったものの、とりあえずやってみることに。
・・・案外上手くいった!!!
これには、私もびっくりです。
このとび方って、難しいんじゃないの・・・?
ムハンマドが、アラビア語で子ども達に説明してくれたのも大きかったです。
今年度から、EJSクエスナで働いている先生で、教えるのがとても上手!
私は、なわを回す人の方向を見てとぶのがいいと思っていました。
でもムハンマドは、なわを背にして立ち、なわが目の前を通るようにするのがいいと言いました。
「おりてくるなわを見て、その場でジャンプするっていうのは、短なわでの前とびと同じだろ?」
確かに・・・!言われるまで気付かなかった!
ついつい自分の感覚だけを頼りにして、できるかどうかを判断したり、やる内容を決めたりしていたなあ、と反省。
やらせてみたら、意外とできる!!(こともある)
いい学びになり、さらに子どもたちとできることが増えた、嬉しい出来事でした。
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