2024/12/10 Tue
活動
【44】継続は、本当に力なり!
アッサラーム アライクム!
昨年度から、細く長くで続いているなわとび。
幼稚園の先生の提案で大なわの大波小波を始め、体育の先生の提案でなわを一回転させることを始めました。
一回転は難しいだろうと思ったものの、意外ととべた!
子どもにとっては、新しい活動で、さらにできるかできないかのちょうど境目のようなこと。
興味津々で、とべるようになりたい!という気持ちが伝わってきます。
唯一の弊害?は、短なわへの興味が薄れていったこと・・・
新しいこと大好き!なエジプト人のみんなには、大なわの方が魅力的に映ったようです。
簡単というのも理由だと思います。
子どもにとっては、自分でなわを回す必要がないので、とびやすいのかも。
今年の年中組には、短なわではなく大なわから教えてみようかな、という初めての考えが浮かびました。
先生にとっては・・・
たくさんのなわを用意して、子どもを間隔を空けて並ばせなければいけない短なわ。
長いロープ一本、子どもを一列に並ばせればできる大なわ。
・・・大なわの方がやりやすいよなあ。
気持ちはすごく分かるけれど、短なわも忘れないでね・・・?
ただ私も、あれもこれもとはできないので、まずはみんなの熱が一番ある大なわに注力することに決めました。(短なわのことは、一旦目をつむります。)
最初の頃は、5回とべる子がいたら、みんなで拍手喝采!!
とぶのが難しい子は、とぶタイミングがつかめません。
まだなわが頭上にあるのにとんだり、足になわが当たってからとんだり。
「まだ早い!」「それは遅い!」の繰り返し。
元の位置からどんどん前にとんでしまう子もいます。
回す側も一緒に前に進んで、これぞ、とばしてあげている状態。
最初は、とべる自信にするためにそれでもいいことにしていたけど、少しずつ回す側は動かず、「その場でとんで!」
とべる私からすると、もどかしく感じることもあったけれど、できないことができるようになるって時間がかかるんだな、としみじみ。
こんな調子で毎日続けていくと、とべなかった子が1回とべるように!
とべていた子は、とべる回数が10回、20回と増えるように!
できるようになると、できていなかった頃が懐かしい。
子どもの成長ってあっという間で、できずに苦戦する時間も大切にしないとな、とまたもやしみじみ。
(できるようになったからそう思う訳で、できないうちはこちらも必死です・・・)
11月6日には、日本の文化の日にちなんで、Japan Dayというイベントが学校でありました。
日本式教育を取り入れている学校ということで、折り紙で遊んだり、日本の曲を歌ったり、ソーラン節を踊ったり。
(日本では、文化の日は何するの?と聞かれるけど、祝日で学校が休みになる、特に何もしないのよ・・・)
この日に、練習をしてきた大なわを披露する機会がありました。
時間の都合で、全員ではなく、年長組数人だけ。
小・中学生のお兄さん、お姉さんや先生がたくさん見ている前でとびます。
ノリノリの音楽がかかっていて、みんなが手拍子をしながら大注目!
とぶ回数を重ねるにつれ、みんな大盛り上がり!
引っかかったあとは、大きな拍手!!
年長組の中でもとべる子を選んでいたので、全員10回以上達成!
「できる子だけに発表させる」というのは、いろんな場面で見かけ、ちょっとそれはどうなのと思うこともよくあります。
この日についても、全員にとぶ機会があった訳ではないので、私としては少し複雑な思いも。
ただ、幼稚園生がこんなことにチャレンジしているよ!というのを小・中学生のみんなに知ってもらえ、練習の成果を少しでも見てもらえたのはよかったかな、と思いました。
「続けることの大切さ」を改めて先生や子どもから教えてもらいました。(三日坊主の私には、本当にいいお手本!)
ある程度とべるようになってきたので、次は・・・!
SHARE