2025/07/20 Sun
活動
【55】怒涛の残り1ヶ月!


アッサラームアライクム!
年末年始は、ありがたいことに友達や妹がエジプトへ遊びに来てくれました。
日本からの来客は、実はこの時が初めてで、楽しんでもらえるかドキドキ・・・
私も観光客気分に浸りながら、有名どころを訪れ、充実して過ごすことができました。
妹と空港でお別れしたのが、1月4日。
そこから、2月9日にエジプトを出発するまでの約1ヶ月間、とにかく忙しかった・・・!(それまでは基本毎週投稿していたこの日記も、さすがに一旦休憩するしかありませんでした)
任地から首都に上がったのが、2月3日。
そこからの1週間は、首都のカイロで過ごし、表敬訪問や最終報告会、駆け込み観光(ずっとピンを立てていたのに、いつでも行けると思って行っていなかった場所がいっぱい・・・)でとってもバタバタ。
それまでの任地での1ヶ月、これまた活動ですっごくバタバタ。
私の活動最終日は、活動先の1学期終了日と同じでした。(というか、私が合わせにいった)
残り1ヶ月をどう過ごすか。どう締めくくりたいか。
1ヶ月なので、今から新しいことを始めるのは難しい。
でも、なんとなく終わるのも、悔しい。
私は怠け者なので、やるべきことを作らないととことんさぼってしまいます。
ということで、最後にこれだけはやって帰るぞ!と決めたことが2つ。
①日本文化講座を開催する!
②みんなに折り紙でプレゼントを渡す!


まず1つ目、日本文化講座を開催する!
私が活動していたEJS(エジプト日本学校)は、色んな地域にあって、隊員が派遣されています。(全ての学校にではないけれど)
EJS派遣の隊員によるEJS分科会があり、日本のことを伝えたり、日本の遊びを体験したりする機会を設けています。
私の活動先でもこれまでに2回(低学年向けと高学年向けを1回ずつ)行ってきました。
それを最後にもう1回やりたい!なぜかというと・・・
私も他の学校での講座に何度も参加してきました。
その中で、低学年と高学年でグループを作り、たてわりで行う学校がいくつかありました。
まさに、日本式の教育という感じで、たてわりのよさが存分に発揮されていました。
「これ、やりたい!私の学校でも、たてわりでやりたい!!」
ただ、ここで1つ問題が・・・
他の隊員に参加してもらうためには、講座実施の1ヶ月前に申請し、交通費の計算などもしなければなりません。
私が帰国するのは、1か月後。無理だ、間に合わない・・・
こうなれば、方法はただ1つ。
私1人で、やっちゃおう!
1人でやるだけなら、事務所に申請する書類作成の必要もないし、手伝いに来てくれるみんなに事前に活動の説明をする必要もありません。
全て自分のペースで、自分の責任で進めることができます。
名付けて、「勝手に1人文化講座!」←本当に、こう呼んでいました。
そうと決まれば、まずは日程決めです。
活動最終日(つまり1学期最終日)の1週間前が、試験期間でした。
この試験が終わると、多くの子どもが最終日を待たずに学校へ来なくなります。
せっかくだから、できるだけ多くの子に参加してもらいたい。
試験期間が始まるまで、もしくは試験期間中にやらせてほしい、と管理職に伝えました。
いいよ!そうしよう!とあっさり許可が出ました。
が、その翌日、やっぱり却下!試験が終わった後の週(私にとってのラスト1週間)にして!となりました。
(昨日と今日で言っていることが真逆、あるあるです。そうだった、ここはエジプトだった・・・)
なんでよ・・・と文句も言いたくなりましたが、これは私が勝手にやろうとしていること。
もちろん、試験の方が大切なので、仕方がありません。


1人でも多く来てほしいので、学校のFacebookや朝の集会で、宣伝させてもらいました。
果たして、何人来てくれるのか・・・?
結果は、あまり来ませんでした・・・!
通常1学年2クラスあるところを1クラスにまとめてしまうほどで、3分の1も来ているだろうか?という感じ。
一応、グループ分けなども考えていましたが、全く意味がなくなりました。
でも、めげません!人数が少なかろうが、準備していたことが無意味になろうが、悲しまない。怒らない。
だって、仕方がないから!だって、ここはエジプトだから!
そんな中でも、「日本の遊びをするんでしょ?そのために今日は、学校へ来たんだよ!」「(学年によって実施日を変えていたので)ぼく達は、いつできるの?」と言ってくれる子どももいました。
嬉しいなあ。楽しんでくれるといいなあ。
今回準備したのは、けん玉・だるま落とし・しゅりけん・わなげ。
私が最後にやりたかったのは、「たてわり」での活動です。
始める前に、高学年の子ども達を呼び、おもちゃの遊び方を伝えました。
「私は、アラビア語も上手くないし、あなた達に手伝ってほしいの!協力してくれる?」と私が言うと、目を輝かせながら「うん!!」
頼られると嬉しい。期待しているよと言われるとやる気が出る。
エジプトの子も日本の子も一緒だな。
さあ、始まりました!高学年、大活躍!
遊び方を言葉で説明したり、実際にやって見せたり、ブースへの移動を誘導したり、(スタンプラリーのように)シールを貼ったりと、低学年の子ども達をリードしてくれました。
普段から真面目に学習に取り組んでいる子も、普段は先生に叱られてばっかりの悪ガキのような子も、小さな子の目線に合わせて、優しく接する姿が・・・!
そう!これが見たかった!!!
日本人が私1人の中で、日本の遊びを4つも体験させる。
普通なら、無謀そうな試みです。
もちろん、わちゃわちゃして無秩序状態の瞬間もありましたが、それでも無事に終えられたのは、頼れる高学年のみんなのおかげです。
私はほとんどカメラ係に徹し、見たかった光景ににやつきながらシャッターを切るだけでした。
終わった後は、高学年の子ども達に日本から持って来た和柄のシールをプレゼント。
とびきりの笑顔で、「ありがとう!」と言ってくれました。
ありがとうはこっちの台詞だよ!!!
たてわりがしたい!という思いで、半ば強引に進めた勝手に1人文化講座。
結果、全然1人じゃなかった!
希望に満ち溢れ子ども達に助けられて、無事閉幕!
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