2024/12/24 Tue
生活
【46】久しぶりの3兄弟!
アッサラーム アライクム!
先日、活動先のヤスミン先生のお家へお邪魔しました。
ずっと「遊びにおいでよ!」と言ってくれていて、ようやく実現!
ヤスミンは、幼稚園の先生で、私が尊敬している先生の一人です。
子どもを3人育てながら、大学院で「遊びを通した学び」を研究し、無事に卒業をした勉強熱心な先生です。
「日本の幼稚園ってどんなの?」「幼稚園でできる活動を教えてほしい!」「クラスを良くするためのアイデア、何かある?」
私が学校に行ってすぐの頃から、色々と聞いてきてくれました。
最初の頃はヤスミンの弟のアハマド(事務の先生)の車に、ヤスミンと一緒に乗せてもらっていたこともあって、すぐに仲良くなった先生です。
ヤスミンの子どもは、マハムード・アダム・ハムザの男3人兄弟。
3人とも会ったことがあって、みんな本当にかわいい!
特に末っ子ハムザ(2歳半)は、私が活動を始めてから最初の数か月、ヤスミンと一緒に学校へ来ていたので、毎日のように会っていました。
その頃はまだ、自分で歩くことでがきないくらい小さかったのですが。
ヤスミンの妹の結婚式に行った時、久々に再会すると・・・
自分の足でしっかり歩いていた!その姿に、私はとても感動したわけです。
それからまた、月日が経ち・・・
前に会った時から、うんと成長した3兄弟に会えた、とても嬉しかった日の話です。
お家にお邪魔する約束だったこの日。
実は、私は約束をすっかり忘れていました。
学校にいる時に、ヤスミンから私の携帯に電話がありました。
てっきり、幼稚園での活動を手伝いに来て、という内容かと思いきや・・・
「学校終わり、橋の下で待っててね。マハムードが迎えに行くからね!」
・・・!?
そうだった・・・!そういえば先週、約束したんだった・・・!
「今日、大丈夫?」と聞かれ、「もちろん!!」(忘れていたことは、ヤスミンには内緒です。)
学校帰り、先生達と乗り合わせている車を降り、橋の下で少し待ったけれど、マハムードが来ません。
ということで、アハマドが家まで連れて行ってくれました。
アパートの建物自体の玄関に着くと、出迎えてくれたのは長男のマハムード(12歳)。
玄関を入ると、弟のアダム(10歳)と知らないおじさんがいます。
そのおじさんは、アラビア語の先生らしく、アダムは勉強中だったようです。
(エジプトでは、多くの子が放課後は塾に行っていて、道端でも教科書とペンを持った子をよく見かけます。
先生がやって来る、家庭教師のようなパターンもあると、この時初めて知りました。)
アダムに、頑張って!と伝え、私はマハムードと一緒に階段を上がりました。
お部屋に到着。とても素敵なお家です。
「すごい!綺麗なお家だね!いいなあ!!」と興奮が止まらない私。
少しすると、(おばあちゃんのお家にいた)ハムザと、迎えに行っていたヤスミンが帰って来ました。・
私がお邪魔しているのに、「おかえり!」と言う少しおかしな状況に。
話を聞くと、最近引っ越して来たそうです。
通りで、家具も新しくて、全体的に美しいはずだ!
私が、ハムザとマハムードと遊んでいる間に、ヤスミンはご飯の準備をしてくれました。
部屋の隅には、おもちゃ箱があり、車・飛行機・ボールなどたくさんのおもちゃが入っていました。
今まで誰かのお家にお邪魔した時、おもちゃを見かけることがあまりなかった(たまたま私の目に入らなかっただけかもしれませんが)ので、これだけいろんなおもちゃが揃えられていることに少し驚きました。(全ての家庭がこうではないと思うので、それは複雑)
ご飯が完成!
マハムードがテーブルクロスを敷き、料理を運んでくれます。(本当にしっかり者のお兄ちゃん!)
お米・魚・サラダ(マハムードの手作り)・ピクルスとご馳走が並びました!
アダムが帰って来て、ナイスタイミング!と思いきや・・・
次は、マハムードが勉強の時間ということで、下に降りて行きました。
戻って来るのは、1時間後。
最初はマハムードを待とうとしましたが・・・私もヤスミンもお腹が空いていて、「先に食べちゃおう!!」
すごい量のお米が盛られていて、「ハルカ、全部食べてね!」
みんなは1人1匹の魚が、「ハルカは2匹!全部食べてね!」
さらに、順調に減っていたお米が入ったお皿、途中でお米が追加されて、食べ始める前と同じ状態に。(全てエジプトあるある)
全部は無理よ・・・と思いつつ、美味しくて思いの外食べていたことに、自分でもびっくり!
こんな調子なので、マハムードが帰って来た時も、私はまだもぐもぐしていました。
マハムードとも食卓を囲むことができたので、よかったです。
エジプトの夜は長い!まだまだ楽しい時間が続きます!
SHARE