JICA海外協力隊の世界日記

エジプトは今日も晴れ!

【21】休日の話*ご飯を食べよう!

アッサラームアライクム!

ノーラン先生の家族に会った休日の話。

ノーランは、私が初めて学校へ行った時から、いつも気にかけてくれている優しい先生です。

ラマダン期間にご飯に誘ってもらい、「今度は家へ遊びにおいで!お母さんがハルカに会いたがっているよ!」と言ってくれていました。

ノーランの娘さん、タスニーム(1年)とマリアム(4年)が同じく活動先の学校へ通っています。

以前私がハイジ(4年)のお家に遊びに行った話を聞いた2人からも、「いつ来てくれるの?」と熱烈な勧誘を受けていました。


ようやく叶った金曜日(エジプトは金土が休日)、夕方5時頃に家を出発です。

ノーランが住んでいるのは、アラブ エル ラムルという町で、私の家から乗り合いバスで10分ほど。

待ち合わせ場所には、タスニームとマリアム、彼らのおじが迎えに来てくれました。

(実は、私が待ち合わせ場所を通り過ぎて降りてしまい、同じバスに乗っていた優しい女性2人に助けてもらってなんとかなりました・・・)

向かうのは、ノーランのお母さんのお家で、町の外れの辺り、のどかな場所にありました。

無事、ノーランに会えました!お待たせ!

エジプトあるあるで、ノーランの兄弟やタスニームとマリアムのいとこ、近所の人など、色んな人がいました。

まず最初に庭を見せてもらいました。
素敵な庭があるから、ぜひ見に来て!」と言われていたのに、時間が経ってすっかり忘れていました・・・)

いろんな種類の植物、花、さらにはマンゴーの木などなど、「これは自慢の庭だわ!」と思うほど、手入れが行き届いた素敵な場所でした。

トゥートゥ(ベリーのこと)の木があり、その場で取って食べさせてくれました。
よく熟れていて、甘い

よく見ると、少し離れたところにある近所の人の庭にもトゥートゥの木があり、子どもたちが、手を伸ばして取っていました。

その後は、お待ちかねのご飯の時間

ノーランのお母さんもついに会えました。

ゴザのようなものを敷いて、庭で食べることにすっかりピクニック気分です!

マリアムが、ゴザの上をほうきで掃いてくれました。
普段からこうして掃除しているんだろうな、とお家での様子が垣間見えて、ほほえましかったです。

アイーシ(エジプトのパン、ナンのような感じ)とフィティール(パイ生地を重ねたパンのようなもの)、どちらも手作り

フィティールは今まで食べたことがあるものと見た目も食感も違いました。
聞くと、どうやらフィティールは2種類あるのだとか。

お家にお邪魔するからこそ、食べられる物や得られる情報があるので、面白いです。

さらに、ツナとピーマンを和えたもの、フライドポテト、アイーシやフィティールに付けるチーズとはちみつが並びました。

どれも美味しくて、お腹いっぱい食べました。


言葉や文化が違っていても、こうして一緒にご飯を食べられるって幸せだな、と感じたひと時でした。

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