2024/06/11 Tue
人
【22】休日の話*一緒に遊ぼう!
アッサラームアライクム!
同僚のノーラン先生のお家へ行った話、続きです。
美味しいご飯に大満足!お次は・・・子どもたちと遊ぶ時間です!
ノーランの娘、タスニームとマリアム。
「かくれんぼしようよ!」
周りを見渡すと、庭の植物の陰や家の裏など、隠れる場所はたくさんありそう。
「楽しそう!やろうやろう!!」
ワクワクしている私たちの様子を見ていた、いとこのムハンマドくん。
「ぼくもやりたい・・・!」
ムハンマドは、私たちがご飯を食べている間もその場にいて、ちらちらと私の様子を見ていました。
「一緒にご飯食べる?」と何度か聞いても、乗ってはくれず。
でもその場を離れるわけでもないので、帰るまでに少し仲良くなれたらいいなあ、と思っていた所でした。
ムハンマドから輪の中に入って来てくれたことに、私はガッツポーズ!
かくれんぼというより、かくれおにごっこ、と言ったほうが正確な遊びです。
おにが10数える間に隠れる。→逃げる人は、見つかってもいいけどつかまる前に、あらかじめ決めた場所をタッチする。
タッチすると決めたのは、庭の中心にある大きなトゥートゥの木です。
「私はここに隠れるから、あなたはそこに隠れて!」
「ハルカ!こっちにいい隠れ場所があるよ!」
「おにが来た!逃げるよ!!」
キャッキャッとはしゃぎながら楽しんでいる様子を見て、ノーランが「私もやる!」
おにを交代しながら、何回も遊びました。
私は、子ども相手に手加減なし、本気で遊びましたが、
地面が少し悪くてもなんのその、石を積み上げた塀も軽々と飛び越える、そんな彼らのすばしっこさには、敵いませんでした。
楽しかった!!!
時刻は、夜8時に近くなってきました。
サマータイム中で、遅い時間まで明るい時期とは言え、日は落ちて暗くなってきました。
タスニームが、「折り紙をしたい!何か作ろうよ!」
そう言うと思い、家から折り紙を持ってきていました!(エジプト人と遊ぶときは、いつも持ち歩いています)
私、タスニーム、マリアム、ムハンマドで庭の小さな机を囲み、メダルを折ることに。
折り紙初めてのムハンマド。小学6年生ですが、どのくらい折れるかな…?
なんと!とても手先が器用!!
私が先に折るのを見て、上手にまねて折ります。
慣れていない人には難しい、角を合わせて折るというのも、私が何も言わなくてもできていて、感激!
さらに、私が折る前に、「ここも同じように折るんでしょ?」と察しがいい。
「そう!ムハンマド、賢いね!すごいね!」と言うと、嬉しそうににっこり。
全員、メダル完成!そこに日本語で名前を書いて、プレゼント!
私たちが盛り上がっているのを見て、おじさんたちも寄ってきました。
私が見本に作ったメダルと、たまたま持っていた折り鶴とをあげて、みんないい表情!
そろそろ帰ろうかという頃に、ムハンマドが、「次いつ来るの?」
6月に誕生日パーティをするようで、ノーランが誘ってくれていました。
「6月!」と言うと、満足そうな表情でした。
ムハンマドと仲良くなれてよかった!遊びに来てよかった!!
6月の約束、本当に果たされるといいなあ。
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