JICA海外協力隊の世界日記

みんなの知らないインドネシア~スマトラ島・バンダルランプン~

環境に関わる隊員同士の交流

 少し前になりますが、インドネシアの隊員総会がジャカルタで開催された折、環境関連の隊員を対象とした「環境分科会」が開かれました。この分科会は環境に関わる活動をしているJVが中心となって、年に数回関連する施設の見学や情報収集、意見交換などを行なっているものです。隊員総会は年に2回ほど開かれますが、広いインドネシア全土に散らばっている隊員同士がお互いの活動状況を知り、意見を交換する絶好の機会。こういう機会を捉えて、環境関係を初め、近い分野の隊員同士が「分科会」を催して勉強や情報のやり取りを通して交流する場を設けています。私の職種である廃棄物処理も大きく見れば環境改善に関わる活動内容ということで、今回初めて環境分科会の誘いを受けて参加してきました。

 分科会では午前中、ジャカルタ近郊の市教育局とその傘下にある環境教育実施校の見学に出掛けました。隊員のほかに環境担当のJICA職員、専門家を含む10名ほどが参加し、まず日本のNPOが作成した環境教育プログラムの実施状況などについて意見交換を行ない、その後、実施校へ赴き設備の見学や実際の取り組みについての聞き取りなどを行ないました。私自身、普段の任務では農業系の工場を対象としているため、このような学校教育に関わることはほとんどありません。そのため、このような機会は極めて新鮮で、インドネシアにおける生活環境やゴミの扱いに対する考え方などを知ることができました。

 見学会の後はジャカルタのJICA事務所に戻り、午後いっぱい使って環境隊員同士の意見交換を行ないました。普段それぞれの隊員が取り組んでいること、直面している問題などを報告し、それに対して意見を述べたり情報の共有を行なったりしました。一口に「環境隊員」と言っても、学校教育、環境行政、国立公園、また私のように産業に関わる環境など多岐にわたります。その中でも共通の認識として、環境に対するインドネシアの人々と日本人との考え方の違いがある。それを踏まえていかに活動を進めていくか。全体として、これらが各々の活動ポイントであることが理解できました。

 意見交換会の後は場所を移して懇親会が開かれ、この日は朝早くから夜まで大変充実した一日となりました。同じインドネシアで環境分野に携わる隊員や専門家の方々と様々な話をする機会を得、今後の活動に向けて大変有意義な時間を過ごすことができました。

見学会で訪れた学校では教室の省エネと換気に工夫が施されていました。

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