2015/03/23 Mon
生活
ランプン州西部の街・Krui
先日、ランプン州西部に出掛ける機会がありました。前回紹介したコーヒーの写真はこの時のものですが、今回はインド洋に面したKruiという街をご紹介します。インド洋と言ってもだいぶインドから離れたスマトラ島の沖ですが、ご覧のように見渡す限りの水平線。天気にも恵まれ、美しい夕焼けを目にすることができました。なお、この海岸線は高い波が押し寄せるためサーフィンの人気スポットで、外国からもたくさんのサーファーがやってくるようです。
インドネシアでは、その地の名物・名産品をモチーフにしたtugu(モニュメント)を設けている街が多く見受けられます。11月にご紹介したBandar Lampungの象もそうですが、ここKruiでは何とカジキマグロがtuguになっています。街の中心部、交通の要衝(と言っても車は少ないですが・・)にドンと建っています。沖合でよく獲れるそうで、このKruiはサーフィンと並んでカジキでも有名な街として知られています。
街の中心部の市場では、獲れたカジキを切り身にして売っていました。地元では切り身をスープや揚げ物などにして食べます。近くの食堂でこのようなカジキの揚げ物を発見!味的にはまあ普通でしたが、一応「Kruiの街で名物のカジキを食べた」と自慢できる?なお、ここから250kmほど離れた任地・バンダルランプンでは、市場などでカジキを見掛けることは滅多にありません。250kmと言えば東京から浜松(静岡県)ほどの距離。最近何でも流通の良い日本では、どこに居てもどこの物でも簡単に手に入ります。一方、こちらスマトラではまだまだ地方色が色濃く残っているんだな~、と実感させてくれます。
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