JICA海外協力隊の世界日記

きらきらひかるペルーの星よ

活動先紹介②ー内容


前回、活動先の概要をご紹介いたしました。今回は、私の活動内容をお伝えします。

主な活動は2つで、①「子供たちに宇宙科学の魅力を伝える」と②「プラネタリウムと日本の友好関係を維持する」です。

①「子供たちに宇宙科学の魅力を伝える」

平日の学校対応の時は、子供たちをスムーズにトイレや座席に案内し、プラネタリウムの上映が円滑に行くようにサポートしています。この1文だけでは「わざわざペルーに行って何をやっているんだ?」と思われるかもしれません。

ただ、慢性的な渋滞で遅刻が常態化していたり、先生が子供たちをまとめる習慣がなかったり、初めて見るプラネタリウムに興奮して子供たちが機械を触ろうとしたり、日本の学校と様子が全く異なります。

ケンカや事故なく子供たちがプラネタリウムを全編見て帰っていく事がこれほどエネルギーの必要なことなのかと初めは驚きました...。

しかし、星が映し出された時の「わぁ~!!」という子供たちの歓声で、疲れはふっ飛び、また次もがんばろうと思えます。

日曜日の一般公開時には、ミニイベントを企画しています。今は日本文化紹介や季節のイベントが多いですが、これからはサイエンスショー等、理科に絡めた事を進めていきたいです。

②「プラネタリウムと日本の友好関係を維持する」

上映前に、プラネタリウムの沿革を説明しています。

正式名称は「ムツミイシツカ記念プラネタリウム」ですが、通称は「IGPのプラネタリウム」です。ホームページやパンフレットに沿革が載っていないので、訪れたお客様で事前にプラネタリウムが日本と関係があることを知っている方はほぼいらっしゃいません。

より多くの人にプラネタリウムと日本の繋りを知っていただくために、ホームページやパンフレットにも今後追記する予定です。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ