JICA海外協力隊の世界日記

きらきらひかるペルーの星よ

ペルー料理が恋しい!

新型コロナウイルスの影響で帰国して早3ヶ月。そろそろペルー料理が恋しくなり、都内のペルー料理屋に行ってきました!

日本ではあまり認識されていませんが、実はペルーは世界的に美食な国と言われており、有名な料理がたくさんあります。魚のマリネのセビーチェ、ペルー版カレーのアヒデガジーナ、ペルー版野菜炒めのロモサルタード等。どれも美味しいです。

しかし、私が注文したのは、ご飯と豆とチョリソーがワンプレートになったもの。特に料理名はありませんが、スペイン語で豆を意味する「frijoles:フリホーレス」とペルーでは一般的に呼ばれている料理です。豆がルーでチョリソーがトンカツのカツカレーのような感覚で、ペルー人からすると手軽に美味しく食べることのできる一品です。

なぜフリホーレスを注文したかと言うと、思い出のご飯だからです。

ペルーにいた際、私はペルー人家庭にホームステイをしており、ご飯はいつもママが準備してくれていました。パパの大好物がフリホーレスで、週に23回はフリホーレスでした。正直、フリホーレスの頻度の多さに、嫌気がさしていて、もっと他の物が食べたいなと思っていました。

ちょっと飽きた顔しながらフリホーレスを食べていると、家族がフリホーレスの栄養価の高さを説き、体にいいから食べなさいと促してきました。当時は、それも少し鬱陶しいと感じていました。ご飯を作っていただいていたにもかかわらず、反抗期気味な態度を取っていました。

日本に帰ってきた今、正直ペルーでの日常が懐かしく、フリホーレスが恋しくなってしまいました。同時に、当時の態度が申し訳なかったなと後悔しています。

今回、新型コロナウイルスの影響で日常が一瞬にして非日常になる経験をしました。感謝の気持ちは常に伝え、後悔のない対応を続けていきたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございます。次回もお楽しみに。Chao



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