2023/01/31 Tue
文化 生活
#5 わくわく カンボジアの〇〇で「お雑煮」づくり
2023年に入り、もう1カ月が経とうとしています。早いですね。
みなさんはどんなお正月を過ごしましたか。
今回は、私のお正月のようすです。
カンボジアでお正月と言えば4月のクメール正月が盛り上がるため、年始はあまりお正月らしさを感じることはできません。シェムリアップの元日の様子は前回のブログをどうぞ↓
https://world-diary.jica.go.jp/tanakaryo/culture/42023.php
せめて家の中だけでも日本のお正月気分を味わいたい!!
ということで、
お正月の食べ物をいえば、そう
お雑煮!!
お雑煮が食べたくなりました。
しかし、日本の食材はたいていのものが揃うシェムリアップでも「もち」は売っていません。
そうは言えども手に入らないと思うと余計に食べたくなるものです。
そこで・・・
もち
↓
米
↓
米粉?
あっ。もしかして米粉でお雑煮ができるのでは!?試してみることにしました。
スーパーマーケットに行ってさっそく米粉を購入しました。
米粉はクマエの人たちにもよく使われています。
しかも、小麦粉や片栗粉よりも安いです!!
以前、クマエの知り合い宅で米粉の団子づくりのお手伝いしたので作り方はなんとなく覚えていました。
それを基にさっそくもちづくりを始めました。
まず、米粉をボールに移し水を適量加えます。
適度な固さになるまでこねて、形を整え、
沸騰したお湯に入れて、浮かびあがればできあがりです。
見た目はもちそのものです。
次は汁づくり。作り方は日本と同じです。材料を用意し、後は料理サイトに従って作るだけです。
仕上げでみつばの代わりにパクチーをのせれば
できあがり!!
さっそく味見をしてみることに・・。
お雑煮だ!!
まさにお雑煮そのものでした。パクチーもいいアクセントになっていました。
弾力は、団子と餅の間ぐらいですが、食感はほぼもちでした。
このもちについて他のメンバーの感想も聞きたくなって
シェムリアップにいるボランティア隊員にも「大根おろしもち」を試食してもらったところ、
「美味しい」「久しぶりの大根おろしで有難い」と好評でした。
さらに「少し粉っぽい」「数日経つと硬くなってしまう」と言った率直な意見や「キムチ鍋と一緒に食べたら美味しいかも」というアイディアまでいただきました。
隊員同士の意見交換も大事ですね。
やはり「ない」ものは「作る」に限りますね。
JICA海外協力隊の活動にも通じるところです。
わくわくが得られた年初めでした。
今年もたくさんのわくわくがありますように。
オークンチュラウン(どうもありがとうございました)
SHARE