JICA海外協力隊の世界日記

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#003メキシコ入国から配属

メキシコ入国に先立ち、ボランティア隊員は1カ月間有効なビザを取得します。メキシコに到着後、1年間有効な長期滞在ビザと在留許可証の発給を申請します。在留許可証を以って現地での銀行口座の開設、クレジット/デビット・カードの入手が可能となります。

メキシコに到着後、JICA現地事務所で安全面など日常生活についてのオリエンテーションと外務省への表敬訪問、配属先関係者との顔合わせを行った後、語学学校に入りました。この到着後の一連の順序は、隊次よって異なることもあるようです。語学学校での研修は3週間あり、その間は学校近くにホームステイしました。

この写真は語学学校の中庭です。撮影したのは私たちの次の隊次の訓練期間中です。教師もスタッフも明るく開放的で、教室にも堅苦しさがありません。語学研修を終え、配属先に着任したのは入国約1か月後。これから2年間近く過ごすことになるアパートでの生活もこれと前後して始まりました。

住居については、アパートの場合もあれば、ホームステイの場合もあります。特に治安に課題のある地域では、制約も多く選択の余地も少なくなります。以前ボランティア活動をしたザンビアでは配属先まで2kmの一軒家でした。今回は配属先まで1km余り。特段の事情の無い限りボランティア隊員は徒歩通勤です。

一番上の写真はアパート屋上からの眺めです。写真の中央から左が、世界遺産の旧市街地です。中央左のドームと尖塔はサンタ・ロザ教会、左手遠方に小さく赤茶ドームのケレタロ大聖堂が見えます。

配属先の事務所は、午前9時始業、午後5時終業です。昼休みとして定まった時間はなく、各自が午後2時から3時に昼食を摂り始めます。持参の昼食を配属先の内庭に置かれたテーブルで食べることもあれば、近くのレストラン/定食屋で食べることもあります。

これは、派遣先の近くにある定食屋の昼食。これで85ペソ(約700円)です。

Almuerzo1.jpg

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